RIZINの渡辺華奈ら格闘家がストリートで孤独な練習姿を見せる短編ムービー『Martial Arts Tokyo』が公開
東京で活躍するマーシャルアーツに関わる若者を描く映像プロジェクト『Martial Arts Tokyo : Beginning 始動』(第1弾)が21日にYouTubeで公開、RIZINでも活躍する女子格闘家の渡辺華奈(32=FIGHTER’S FLOW)が出演している。
渡辺は一人都会の夜に格好良くパンチ、キックを出すシーンや線路沿いでたたずむシーンなどが収められている。
この作品は日本でも数少ないスタントウーマンでアクション女優の伊澤彩織さん(以下敬称略)が監督し、制作されたものだ。幻想的な都会の中で激しく、そして美しく孤独に練習する格闘家たちが登場する。
出演は前述の渡辺華奈、武術太極拳世界チャンピオンの大川智矢、トリッキングバトル(アクロバットに格闘技の技を見せ合う競技)のペアの部で世界優勝した榎本鷹大、そしてスタントウーマンの伊澤彩織、和田崎愛の5名だ。
この作品は新型コロナの自粛期間中に文化庁が行なっていた『アートにエールを!東京プロジェクト』に伊澤が監督、キャスティング、出演も務め、応募した約5分の映像作品を1分に再編集したものだ。
キャスティングに関して監督の伊澤に編集部がインタビューすると「マーシャルアーツ」の枠で同年代の人たちと作品を作る、ということは決めていたので、もともとアクションをはじめた時の同期で、普段から練習したりトレーニングをする仲間の渡辺華奈をキャスティングしました」と語る。渡辺はプロになる以前に柔道選手と並行してアクションを学んでいた。
そして中国武術のキャスティングは昔から交流のある大川に。スタントには同年代の和田崎に。そしてトリッキングは友人の紹介で榎本を起用と伊澤のスタント繋がりから、世界トップクラスの出演者らが集まった。
伊澤はこの作品の世界観を「力強く、美しい個人のパフォーマンスを表現すると共に、その裏では東京のどこかで人知れず毎日行っている孤独な鍛錬があり、常に怪我やリスクと向き合いながらも果敢に挑戦する様を描きました。スタントという職業柄、様々な武芸を勉強するのですが、違う武芸のなかでも同じ動きがあったりと共通点もあります。第1弾の映像では動きの”しりとり”をしていまして、MMAの渡辺が右の蹴りを出したら、(次のカットでは)スタントマンが右の蹴りから動き、旋風脚で終わり、(次カットで大川が)中国武術で旋風脚をして動き、側転、(次に)トリッカーが側転から技を繋げています。」とファイターたちの技そして孤独な部分を映像で表現している。
第2弾は11月初旬に公開の予定だ。
「様々な武芸に関わるひとをゲストに迎え第3弾、第4弾とこれから映像作品を増やしていく予定です。マーシャルアーツという広い枠組みですが、境遇や悩みも似ていることがありました。これから色々な武芸の方たちと出会って、”Martial Arts Tokyo”の可能性を広げていきたいです」と今後の意気込みを語った。
また、実写版映画『るろうに剣心』の撮影監督として知られる石坂拓郎が6Kシネマカメラ「RED KOMODO」で撮影したコラボ作品で同タイトルの『Martial Arts Tokyo』も23日から配信開始。渡辺華奈のジムでのトレーニング風景も収められており、より高精細な映像で石坂氏独特の世界観が見事に表現されている。
▼伊澤彩織監督のMartial Arts Tokyo(第一弾)(Wanwan Fight Club)
▼最新6Kカメラで撮影したコラボ作品のMartial Arts Tokyo(第一弾)
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