【ボクシング】辰吉寿以輝「計量パス！！明日やったる（炎）」4年ぶり後楽園に見参＝11.6

2020/11/05（木）UP
（最終更新：2020/11/05 20:36）

　11月6日（金）、東京・後楽園ホールにて開催される帝拳プロモーション主催『ダイナミックグローブ・スペシャル』のセミファイナル［スーパーバンタム級(55.３kg)8回戦］に出場する日本同級８位の辰吉寿以輝（たつよし じゅいき/24＝大阪帝拳）が都内で前日計量に挑み、54.9kgの400gアンダーでパス、対する今村和寛（28＝本田フィットネス）は55.2kgでパスした。

　辰吉は元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎の次男で15年4月に2回KO勝ちでプロデビュー。これまで13勝（9KO）無敗と、KO率69%を誇る右ボクサーファイターだ。プロ６戦目で後楽園ホールに初見参し、モンキー修平（大星ボクシングジム）に、初回にダウンを取られたが5回1分29秒でTKO勝ちを飾り8回戦へ進級した。この試合から4年、TKOし8回戦へ進級するきっかけとなった記念すべき会場で再びKO勝ちを飾ることができるか。

　対する今村はアマチュア通算52戦32勝(10KO)20敗の戦績の左ボクサーファイター。プロデビュー前の18年にはWBSSに向けた井上尚弥のスパーリングパートナーを務め、大きな自信をつけ19年3月に3回TKO勝利でプロデビュー。プロ戦績は2勝（1KO）無敗。辰吉とどのような一戦となるのか期待される。

　辰吉は計量後Twitterを更新し「計量パス！！明日やったる」と炎マークを入れ意気込んでいる。

　なお、メインで争われる［WBO世界フライ級（50.8kg）王座決定戦］の計量も行われ、同級3位の中谷潤人（なかたに・じゅんと/22=M.T）は50.7kg、同級1位のジーメル・マグラモ（26=フィリピン）は50.6kgで共に一発でパスした。

▼選手DATA［スーパーバンタム級(55.3kg)8回戦］
・辰吉寿以輝（たつよし じゅいき/24＝大阪帝拳）身長：168m/構え：右/プロ戦績13勝（9KO）無敗/日本スーパーバンタム級8位
vs
・今村和寛（28＝本田フィットネス）身長：171cm/構え：左/プロ戦績2勝（1KO）無敗/アマ52戦32勝(10KO)20敗

▶︎次ページはTKO勝利する辰吉寿以輝の動画。父・辰吉丈一郎のコメントも

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