井上尚弥vsドネア戦のムービー風映像をWBSSが公開、次のシーズン3の開催にも期待の声(動画あり)
井上尚弥vsノニト・ドネア戦が今年11月7日で1年となったが、WBSSは「シーズン2のバンタム級決勝」として現地時間の7日、Twitterで公開している。
映像では会場となった「さいたまスーパーアリーナ」の会場内外の熱い盛況ぶり、そして井上、ドネアの控室でのアップ風景に移る。井上陣営はバンデージを巻き、グローブをはめドラムミットを叩きウォーミングアップ。
ドネア陣営は自身の子供たちが描いた応援の絵を飾り、ドネアがシャドーボクシングでアップする。そして二人はリングイン。
壮絶な打ち合いをリングサイドカメラマンたちが追う。この打ち合いで井上も被弾し崩れそうになるシーンから、井上が放った左ボディブローでのダウンシーン、そしてアリトロフィーを手にするシーンまでを、解説と音楽とスロー映像も交えた映画風の作りとなっている。
この大盛況のイベントから1年の記念に公開された映像だが、WBSSのツイッターには、トップに固定ツイートで「次のシーズン3ではどの階級が見たい?」とファンに意見を聞いており、ファンからはヘビー級、ライトヘビー級が目立つが、ミドル級やウェルター級の声も多い。
これまで「WBSSシーズン1」は2階級でクルーザー級とスーパーミドル級。井上が優勝した「シーズン2」ではスーパーライト級、バンタム級、クルーザー級の3階級だった。
ウェルター級は難攻不落と言われ、日本人ではスーパーミドル級からヘビー級の重量級を除き、未だにウェルター級(66.68kg以下)だけ世界王者が誕生していない。
かつてメイウェザーが4団体のウェルター級王者となったが、現在のウェルター級王者では、WBAスーパー王者にマニー・パッキャオ(フィリピン)、WBCとIBFはエロール・スペンス・ジュニア(米)、WBOはテレンス・クロフォード(米)がいる。
現在、世界ランキング10位以内の日本人ランカーでは、かつてマニー・パッキャオのスパーリングパートナーを務めた現・日本ウェルター級王者の小原佳太(三迫)がIBF同級世界5位につける。
ミドル級ではWBA王者の村田諒太(帝拳)がおり、その上のスーパー王者で村田との一戦が噂されるサウル・アルバレス(メキシコ)がいる。IBF王者にはジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)がおり、ヘビー級のみならず、ミドル級やウェルターにもスターが揃う。
WBSSシーズン3は当初は今年秋頃を予定していたが、コロナの影響で2021年の年初を予定と今年5月に発表している。しかしこのヨーロッパの新型コロナの状況で果たしてどうか。発表が待たれる。
▶︎次ページはWBSSが公開した井上尚弥vsドネア戦のムービー風映像
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