【RIZIN】大晦日決戦に挑む朝倉海、ボクシング元世界王者の渡嘉敷・竹原・畑山とスパー、海のスピードに「速い!」(畑山)
元ボクシング世界王者の3人のYouTubeチャンネル『渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル』と、RIZINで活躍する朝倉海のYouTubeチャンネルがコラボし、今年の大晦日、堀口恭司とのタイトルマッチに挑む現RIZINバンタム級王者・朝倉海(27=トライフォース赤坂)が、ボクシング元世界王者の3人とスパーリング3番勝負を行った。
渡嘉敷、竹原、畑山の3人は以前、海の兄・朝倉未来とYouTubeコラボしボクシング技術を教えている。今回も海サイドからボクシング技術を教えて欲しいとの話だったが、3人は現役のMMA王者に引退から日が経った自分たちがどこまで通用するかとスパーで挑戦し、朝倉がそれを受けた。
元世界王者の3人にミットを持ってもらった後、各2分1ラウンドのスパーが開始。トップバッターは元WBA世界ミドル級王者の竹原。身長187cm、体重は現在72.5kgあるといい、バンタム級(-61.0kg)の朝倉との体重差は約10kg以上と、サイズが違う。朝倉は軽快なステップワークとスウェーで竹原のパンチを避ける。前進しながら圧力をかける竹原。朝倉の左のショートフックが竹原の顔面に入り、お互い思わず笑みがこぼれる場面も。
やがて「火がついてきた」と竹原。目が真剣味を帯び、深く踏み込んでジャブ、飛び込んでの左ボディーを放ち、何発か朝倉は被弾する。ラウンド終了後、竹原は「スピードについていけない」と舌を巻いた。
2番手は今年還暦を迎えた元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷。「そっちはかわすだけだけど、私達は本気で当てにいく」との宣言通り、頭を低く下げて朝倉の懐に潜り込むように左右のフックを振り、終始ラッシュをかける。渡嘉敷の本気モードに流石の朝倉もタジタジの様子。
最後は、元WBA世界スーパーフェザー級王者の畑山が登場。多くのボクサーが憧れる畑山との拳を交える機会とあってか、ギアを上げる朝倉。ハンドスピードが一気に上がり、手数も増え、畑山は終始ガードを上げたままの状態。畑山は終了後「速い!」と一言だけで、その朝倉のハイスピードの動きにため息を漏らした。
3番勝負を終えた後、世界王者の3人は朝倉のスピード、距離感、俊敏な左右のフットワークなどボディーワークに加え、相手のフェイントに乗らない冷静でクレバーな戦いを絶賛した。
現在、元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志からボクシング技術を学んでいる朝倉。今年の大晦日、飛躍的に“進化”した朝倉の姿が見られるはずだ。
▶︎次ページは、朝倉海がボクシング世界王者のレジェンドらと“スパーリング3番勝負”の映像
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