【RIZIN】3連敗脱出の大雅「次は殺しに行けるように、思い切り行く」皇治戦に言及
11月21日(土)大阪城ホールにて開催された『Yogibo presents RIZIN.25』『第5試合 RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(60.5kg)』で山畑雄摩(25=NJKF心将塾)に判定勝利を収めた大雅(24=TRY HARD GYM)が試合後のインタビューに応じた。
大雅は18年からRIZINに参戦しているが、現在は3連敗中と勝ち星に恵まれていない。試合では、大雅は軽いフットワークからジャブ、左ストレート、右フックと攻撃を重ねて判定勝利し、19年7月の町田光戦以来の勝利を勝ち取った。
大雅は、試合を終えて「久しぶりに勝ったので、今日の反省点を活かして頑張っていきたい」と試合後にも関わらず、先を見据える。山畑と戦う上で「対策もしっかり練ってきたので、印象通りでした」と万全な準備をして挑んだため、想定内であったという。
RIZINの榊原CEOに「総合に転向した方がいい」と言われていたことについて、質問が飛ぶと「キックで負けたから総合に行くのは、そんなに甘い世界じゃない。別競技なので、やるにしても相当練習してからじゃないと上がれない」と断言。
「お祭り的な面白い試合が出来るならやるかもですけど、そんな甘くないことは知っている。RIZINは総合の方が評価されてるので、キックで良い試合をして、キックも必要だと思わせられるようなのが自分の仕事なので頑張ろうと思います」とRIZINのリングでキックボクシングの魅力を伝えていく構えだ。
今年8月に原口健飛に1RKO負けを喫してから、大雅はチームドラゴンの前田憲作氏のところへ出向き、練習に励んでいる。
「以前の動きに戻ってきているのでは」との記者からの問いには「ちょっとは変わってきたと思うけど、期間が短いのでこれをしなければと言うのが(多く)あって、(今回の試合は動きが)硬かったので、もう少し練習して次は殺しに行けるようにしたい。思い切り行くのが見せられなくて心残りです」と更なる進化を見据え、アグレッシブさも加えていきたいと述べた。
最近では、62kg程の試合が多かった大雅だが、今回の試合は60.5kg契約。大雅はK-1では-60kgで頂点を極めたことがあり、今回はその階級に近い体重での試合であった。「60が自分のベストな体重」と、この階級での試合に手応えはある。
試合後には、17年6月にK-1のリングで拳を交えて、判定勝利している皇治の名前を挙げたが「すごい『皇治選手と試合してくれ』と言われるけど、話があればやろうかなと思います」と語った。
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