【ボクシング】KO率83%の王者ゴロフキンvs無敗シェルメタ戦が12.18に正式決定
DAZNと英国大手ボクシングプロモーションのマッチルーム・ボクシングは25日(日本時間早朝)、IBFミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)vs.IBF3位のカミル・シェルメタ(31=ポーランド)との一戦を12月18日に行うと発表した。場所は米フロリダ州のセミノールハードロックホテル&カジノ。DAZNにて生中継される。
この一戦は当初、6月6日に行われる予定だったが、新型コロナの影響で延期となっていた。
ゴロフキンは元3団体ミドル級王者。18年5月にはKO勝利でミドル級20連続防衛を達成したが、同年9月、前年に引き分けていたサウル”カネロ”アルバレスとの再戦で2-0の判定負けを喫し王座を失った。しかし、昨年の19年10月5日にセルゲイ・デレビヤンチェンコ(ウクライナ)との王座決定戦にダウンを奪う判定勝利で再びIBF同級王者となった。試合はそれ以来1年2ヶ月ぶりとなる。
対するシェルメタも1年2ヶ月ぶりの試合だ。戦績は21勝(5KO)無敗。昨年(19年)行った3戦のうち、前戦である昨年10月は2RでTKO勝ち、他の2戦はダウンを奪い判定勝ちしている。KO率は高くは無いが、堅実なボクシングでほぼ毎試合ダウンを奪っている恐ろしいボクサーだ。プロでダウンを奪われたことはない。アマチュア戦績も豊富で190戦168勝22敗でポーランド国内大会で5年連続メダルを獲得している。
下馬評ではゴロフキン有利とされており、この試合でゴロフキンが勝利すれば、WBA世界ミドル級スーパー王者でWBC世界ミドル級フランチャイズ王者の”カネロ”アルバレスとの3団体統一戦が実現すると見られている。ゴロフキンとの試合の翌日19日にはWBAスーパーミドル級正規王者でもあるアルバレスはWBA同級スーパー王者のカルム・スミスと王座統一戦に挑む。
【選手データ】
ゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)身長:179cm、リーチ178cm/構え:右/戦績42戦40勝(35KO)1敗1分/KO率83.3%/タイトル:IBF世界ミドル級王者,元WBA,元WBC同級王者
カミル・シェルメタ(31=ポーランド)身長:176cm/構え:右/戦績21戦21勝(5KO)無敗/KO率23.8%/世界ランク:IBF3位,WBC4位,WBO8位
▼ゴロフキンのKO勝利ベスト5映像
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