【Krush】王座戴冠の新美貴士「執念で手数を出し続けた」=一夜明け会見
11月27日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.119』の一夜明け会見が行なわれ、昨日の[5代Krushフェザー級王座決定トーナメント]で、準決勝では玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)、決勝では森坂陸(エスジム)を下して、ベルトを獲得した新美貴士(名古屋JKファクトリー)が出席した。
今年9月の一回戦は不戦勝で勝ち抜いていた新美は、準決勝は優勝候補の玖村を下馬評を覆し撃破。決勝では、かつて自身が敗戦した岡嶋形徒を破り勝ち進んだ森坂陸と対戦。延長戦にもつれ込む接戦の末に判定で勝利をもぎ取り、悲願のKrush王座戴冠を成し遂げた。
「色んな人の支えのおかげで、このKrushのベルトを獲ることができました。本当にありがとうございます」と感謝を述べた新美。2試合を振り返って「相手が強くて、試合前は2人とも1Rで倒してやろうという思いで倒しに行ったんですけど、なかなか倒れてくれなくて。気持ちも強くて、それでもこのベルトが絶対獲りたくて、チャンピオンになりたくてずっとやってきたので、最後は執念でなんとか手数を出し続けることできた」と自身の気持ちが出た試合だったという。
2試合とも、新美は前に出続けるファイトスタイルを貫いた。「練習でやってきたことがそのまま出たなという感じです。今までよりもっと練習から、手数も攻撃的にいっぱい動いていたので、その成果が出た」と攻撃を出し続ける練習の成果が試合に出た。
これまでやってきたスタイルを、今年7月に岡嶋に敗戦した後に見直し、信頼を寄せる自身のジムの小森会長の指示に従った。「スパーリングとも今までと全然動きが違うなってすぐわかったんで、やっぱり会長は凄いなと思いました」と試合前から、新スタイルに手応えを感じていた。
今後については「(フェザー級は)強い選手がいっぱいで、まだまだ自分は弱いと思っているんで、もっともっと強くなって、誰が来ても圧倒的に勝てるように準備していきます。チャンピオンなんで、絶対的な強さはもちろんですけど、倒せるようなチャンピオンになりたいですね」と語った。
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