【RIZIN】DEEP2階級制覇王者・元谷友貴、元UFC戦士・井上直樹に「勝ってすぐにタイトルに絡む」と朝倉海vs堀口戦を睨む
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』の第2弾カード発表会見が2日(水)都内で行われた。
注目カードとして[RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R ※肘あり]で、元谷友貴(31=フリー)vs井上直樹(23=Serra Longo Fight Team)のカードが組まれた。
元谷は、22歳にしてDEEPの頂点に立ち、RIZINには15年の旗揚げから参戦しているファイター。17年にはRIZINの舞台で堀口恭司に敗れるも、その後は勝利を重ねて、DEEP2階級制覇を達成した。19年7月のRIZINでは修斗現役王者の扇久保博正と対戦し、フルラウンドの死闘を繰り広げるもスプリット判定で惜敗。続く大晦日には、Bellatorとの対抗戦メンバーに選ばれるもパトリック・ミックスにフロントチョークを極められ連敗。
しかし、再起戦となった今年3月のDEEPで大塚隆史をフルマークで下し、8月のRIZINでは魚井フルスイングにフロントチョークで一本勝ち。11月のDEEPでは7連勝中のルーキー米山千隼に三角絞めから腕を極めタップを奪い完全復活をアピールしている。
対する井上は総合格闘技のほか、キックボクシングやシュートボクシング、ブラジリアン柔術のアマチュア大会に参戦し経験を積み、15年DEEPでプロデビュー。10連勝するなど飛躍を見せ、17年4月に日本人最年少となる19歳でUFCと契約。
17年6月のUFCデビュー戦で判定勝利したが、自身の肩の脱臼によりその後の試合を欠場。約1年ぶりとなった18年6月の復帰戦と19年2月のCFFCでの試合で2連敗となった。19年12月にはDEEPに凱旋し、北田俊亮に一本勝ち。今年2月にはRIZIN初参戦を果たし、レント・ガーダムをフルマークで下し、デビュー戦勝利。続く8月には渡部修斗にリアネイキッドチョークで連勝した。
元谷は「今年4試合目で、コンスタントに試合してきて、井上選手との試合は楽しみです。しっかり決着付けて、目立ちたいと思います」との意気込みを語り、「井上選手に勝って本当すぐタイトル絡めたらいい」と、大晦日で行われるRIZINバンタム級タイトルマッチ朝倉海vs堀口恭司の勝者に挑んでいきたいとコメント。
対する井上は「今回RIZIN3試合目で、元谷選手と戦うこと、とても嬉しく思います。この試合に勝って、また一歩タイトルに挑戦できるようにしたいと思います。タイトルに挑戦したい気持ちはあります。ここで勝ってからタイトル挑戦しにいきたい」と話した。
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