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【Krush】吉岡ビギンが新王者に、超新星・斗麗、エステ社長 斉藤雄太は1R圧巻KO勝利

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2020/12/19(土)UP

ダメージが明らかな寺島に襲いかかる斉藤(右)

▼第7試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
TKO 1R 2分30秒 
●寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)

 斉藤は、エステサロンを経営しているという変わり種で“闘うエステ社長”の異名を持つ34歳。2015年1月から19年3月までは5連敗も味わったが、19年6月に竹腰 一麻に勝利し連敗脱出。前戦となった6月の大泉翔戦では、激戦を制して延長判定勝利し、今回の試合で連勝を狙う。

 対する寺島は、大沢文也率いるTANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERのホープ。19年にデビュー後は、4連勝と絶好調であったが、今年の3月に、後にK-1王者となる山﨑秀晃にKO負けを喫した。今回が復帰戦となる。

この右ストレートで斉藤がKO勝利

 1R、寺島が左の前蹴りから、左右のボディフックを強打。相手を飲み込むようかの攻撃を見せる寺島に、斉藤はしっかりガードを固めて、誘い込むように右フックをカウンターでヒットさせ、これに寺島がダウン。立ち上がった寺島は攻めに転じるが、斉藤がまたも左フック、右フックをヒットさせてダウンを追加。

 立ち上がった寺島に、今度は斉藤は意表をつくノーモーションの右ストレートを打ち抜き、転倒させると、寺島のダメージが大きく、レフェリーがストップした。

 圧巻のKO勝利を果たした斉藤は「寺島選手に勝ったら言おうと思ってました。寺島選手は強くて若くていい選手、勝ったらトップ戦線に食い込めると思って臨みました。初めて口にするんですけど、初めてベルトを狙わせてくださいと言おうと思います。来年も良いマッチメイクをお願いします」とアピールした。

▶次ページはKrushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝

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