【Krush】吉岡ビギンが新王者に、超新星・斗麗、エステ社長 斉藤雄太は1R圧巻KO勝利
▼第3試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
◯吉岡ビギン(team ALL-WIN)
判定3-0 ※30-28×2、29-28
●黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
※吉岡が決勝戦に進出。
吉岡は、K-1スーパー・ライト級王者・安保の同門で期待の新鋭。今年の3月に、元Krushバンタム級王者・晃貴と対戦し、4度のダウンを奪う圧勝を見せ、今回のトーナメントに参戦。1回戦は、池田幸司に大苦戦したが、判定勝利し、準決勝に進出した。
黒田は、パワフルな左右のフックや距離の長い蹴り技を武器に、20年7月には元バンタム級王者の晃貴と対戦し、序盤からスピードで晃貴を圧倒するが、終盤に追い上がられて惜しくも判定負け。復帰戦となった1回戦では、多久田和馬を相手に、判定勝利し、準決勝に進んだ。
1R、両者ともサウスポー。黒田が左ハイキックを放ち、鋭い左ローを何度もヒットさせる。吉岡は、飛び込んでの左フックを大振りで振り回し、左ミドル。両者のパンチが交錯し、緊張感のある立ち上がりとなった。
2R、吉岡はガードを固め、前進して左ミドルを放つ。黒田は距離を取り、左ジャブで牽制する。左ローからのワンツーを放つ黒田に、吉岡は左ハイキックをガードの上から蹴る。
3R、黒田が左の前手で距離を測りながら、左ローを強打、左ヒザ蹴りで飛び込む。吉岡は、黒田の飛び込みには随所で左ローを返す。このまま均衡状態かと思われたが、終盤に吉岡が狙いを済ました左ハイキックをヒット。これに黒田が崩れて手をついたためレフェリーがダウンを宣告。大きなダメージはない黒田だが、逆転することは出来ず。ジャッジ3名が吉岡を支持し、吉岡が決勝に進出した。
▼第2試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
◯橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※橋本が決勝戦に進出。
今大会のワンデートーナメント(準決勝・決勝)の優勝者が、バンタム級の新王者となる。
萩原は、18年にKrushデビューし、スピード感のある打撃とフットワークを武器に、タイトルマッチも経験。その後は、連敗を喫してしまい、1年以上試合から離れていたが、10月の1回戦では峯大樹に判定勝利し、準決勝に進出した。
対する橋本はサウスポーから繰り出される強烈なパンチを武器に、武尊を彷彿とさせるバチバチのスタイルで会場を沸かせている。プロデビュー後、松本日向に2連敗を喫したが、今年の3月、7月、今トーナメントの1回戦の10月と連勝し、波に乗っている。
1R、橋本がサウスポーに構えて、左ミドルをボディに当てて快音を響かせる。萩原は前手を動かし、ステップを使いながら、テンポ良く右ローやワンツーを放つ。終盤、橋本はプレッシャーを強めて、左右のフックを見舞う。
2R、橋本が右ローを放ち、頭を振りながら前進する。萩原は”動いては蹴る”を何度も繰り返す。橋本が右のボディフックから、追い討ちをかけ、パンチでどんどん前に出ていく。
3R、橋本が前進し、左の前蹴り、左ミドルを放つ。橋本は、近い距離でパンチを交錯させ、右フック、左ストレートを随所でヒットさせる。萩原も細かいパンチから、右ハイキックのコンビネーションを見せるが、2R以降にアグレッシブに攻め、パンチをヒットさせた橋本をジャッジ3名が指示。橋本が判定で勝利し、決勝に進出した。
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