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【Krush】バンタム級トーナメント出場選手が決戦へ意気込み「何がなんでも死んでもベルト獲る」(橋本)

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2020/12/19(土)UP

Krushバンタム級王座トーナメントに出場する(左から)萩原秀斗、橋本実生、黒田斗真が一発計量パス(C)K-1

 1219日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.120』の前日計量&記者会見が、18日(金)都内にて行われた。

 今年10月の『Krush.118』から開幕した第6Krushバンタム級(-53kg)王座決定トーナメントは、今大会でいよいよ決勝戦を迎える。一回戦を勝ち抜いた黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)、吉岡ビギンteam ALL-WIN、橋本実生K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST、萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)の4選手が、準決勝と決勝をワンデートーナメントで戦い、チャンピオンを決定する。

吉岡ビギンは再計量でパスした(C)K-1

 計量では、吉岡が700gの体重オーバーで再計量となったが、他の3選手は無事にパス。吉岡を除く3選手が計量後の会見に出席し、決戦に向けて意気込みを語った。なお、吉岡も再計量ではリミットの53.0kgジャストでパスしている。

 会見に同席したKrush Evangelistの石川直生氏は「今日の選手の顔つきを見れば全員が本命と言っても過言じゃないと思います。技術レベルの高い、実力が伯仲した決勝トーナメントになりました。誰が優勝するかわからない。誰が今年のKrushの最終試合の勝者になるか楽しみにしています」と期待を寄せる本トーナメント。ベルトを勝ち取るのはどの選手か。

・黒田斗真のコメント

「やれることはやってきたと思うんで、明日はしっかりチャンピオンになって、自分が一番強いというところを証明したいと思います。今回はスタミナ強化と自分のスタイルを貫くというところを主に練習してきました。この2カ月間毎日、練習している時も常にベルトを考えて生活してきました。1219日は僕の日にするんで、皆さん応援お願いします」

(左から)会見で並ぶ萩原、橋本、黒田(C)K-1

・橋本実生のコメント

「ここにいられるのも、応援してくれてる人たちや、スポンサーの方たちのおかげなんで、明日恩返しできるように、何がなんでも死んでもベルトを獲るんで、応援お願いします。みんな死物狂いで獲りに行くと思うんで、明日はトーナメントやし、根性の勝負やと思っているので、根性で僕が獲ります。毎日、アドレナリン全開に出して、これ以上できんっていうぐらいやってきました。どんな時もベルトのことをばっかり考えてたんで、マジで明日それを見せます」

・萩原秀斗のコメント

「覚悟を持って日々練習してきたんで、明日は腹括って試合して、僕がチャンピオンになります。準決勝の橋本選手はめちゃギラギラしてて、シンデレラボーイと言われてますけど、シンデレラにかかった魔法を、僕が準決勝で解いてやろうかなと思います。明日は僕の生き様を見てください。明日のために生きてきた、そういう日にします」 


会見に出席した斗真(左)と稲津航大(C)K-1

 また、セミファイナルでは右手首の病気で、第5Krushフェザー級王座決定トーナメントを欠場した斗麗(WIZARDキックボクシングジム)が復帰戦を行う。相手は、K-1 JAPAN GROUP初参戦となる稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神)。両者とも無事に計量パスし、会見に臨んだ。 

・稲津航大のコメント
「試合を自分が楽しんで、そうしたら必然とお客さんも盛り上がると思うんで、バチバチ殴り合って、どちらかが倒れるまで殴り合いたいですね」

・斗麗のコメント
「相手がいてこその試合なんで、稲津選手に感謝して、失礼のないように最高の準備をしてきました。ただ、明日は僕の邪魔する敵をぶっ潰してやろうと思ってるので、皆様ご期待してください。(復帰戦ということで今までと違う心境?)怪我してからも左と足で練習してたんで、全然いつも通り、復帰戦というよりも久々の試合みたいですね」 


<全計量結果>

▼セミファイナル(第8試合) Krushフェザー級/3分3R・延長1R
斗麗(WIZARDキックボクシングジム) →57.4kg
vs
稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神) →57.4kg

▼第7試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス) →64.9kg
vs
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER) →65.0kg

▼第6試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) →62.3kg
vs
鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス) →62.4kg

▼第5試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ) →59.9kg
vs
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) →59.8kg

▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) →59.7kg
vs
赤田功輝(K-1ジム川口TEAM SIRIUS) →60.0kg

▼第3試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
吉岡ビギン(team ALL-WIN) →53.7kg→53.0kg
vs
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード) →53.0kg

▼第2試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス) →52.8kg
vs
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) →53.0kg

▼第1試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
池田幸司(ReBORN経堂) →52.9kg
vs
鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス) →52.8kg

▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子アトム級/2分3R
森川侑凜(サポートスクールグレス) →44.7kg
vs
NOZOMI(TAD) →44.4kg

※メインイベント(第9試合)は、第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1Rとして、準決勝(1)勝者と準決勝(2)勝者が対戦する。

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