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【Krush】新王者・新美貴士が初防衛戦、かつて敗れた無敗の斗麗を迎える=2.27

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2020/12/23(水)UP

11月に王座トーナメント優勝した新美(左)が、かつて敗れた斗麗(右)を迎える(c)K-1

 2月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.122』の対戦カードが22日、都内にて行われた会見で発表された。

 今年11月の[Krushフェザー級王座決定トーナメント]で優勝し、Krushフェザー級王者となったばかりの新美貴士(27=名古屋JKファクトリー)が早くも初防衛戦(3分3R・延長1R)。6戦6勝(3KO)の斗麗(18=WIZARDキックボクシングジム)を挑戦者に迎える。

 新美はサウスポーから繰り出される強烈な左のパンチを武器としているファイターで、K-1のレジェンドの佐藤嘉洋が所属していたジムでトレーニングに励んでいる。

強烈な左のパンチを叩き込む新美=T決勝

 11月のKrush後楽園大会で行われた第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントの準決勝・決勝戦の2試合を勝ち抜き優勝しタイトルを獲得した。

 対する斗麗はオランダの名門Mike’s Gymで練習を積み、16歳にして18年12月のKrush後楽園大会でデビューするとそこから6戦6勝(3KO)という無敗の新鋭だ。

 3月には英雄伝説王者・伊澤波人に、今月19日にはRKAフェザー級王者・稲津航大にいずれもKO勝利と勢いに乗っている。

強烈な飛びヒザでダウンを取り、1RKO勝利する斗麗

 新美は斗麗と昨年8月のK-1大阪大会で対戦しており、この時は新美が判定負け。新美にとっては今回、リベンジし王座を盤石にするチャンスと言える。

 一方、斗麗はフェザー級王座決定トーナメントには出場が決まっていたものの、右手首の病気を発症して欠場。今回、満を持して王座に挑む。

 発表会見で王者・新美は「防衛戦という気持ちよりも、やっとリベンジできるチャンスが来たという想いなので必ず勝ちます」と必勝を期す。

 斗麗の印象を「何でもできて強い選手。(19日の斗麗のKO勝利を見て)普通に凄くてめちゃ強くなっているなと。でも僕も強くなっていると思うので、凄く試合が楽しみです」と評価する。
 試合については「誰が相手でもボコボコにして勝つだけなので、絶対に勝ちます」と意気込んだ。

(c)K-1

 対する斗麗は「僕が新美選手に勝ったのは過去の話」とおごらず「過酷なトーナメントを勝ち抜いてチャンピオンになった新美選手は以前よりも強くなっていると思います」とリスペクト。続けて「でも僕も負けへんぐらい強くなっているので、感謝と尊敬の気持ちを持ってぶっ潰しにいきます」と王座奪取を誓う。

 新美について「打たれ強くてスタミナがあって心が強く凄くいいチャンピオンだと思います。だからこそ潰し甲斐があるなと思うのでぶっ壊します」と改めて勝利宣言。
 ファンへのメッセージとして「僕は世界一になることが夢なので、先のことは考えずに今の僕の力を全部出してベルトを奪いにいきます」と意気込んだ。

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