【RIZIN】朝倉未来、平本vs萩原は「眼中なし」 斎藤裕に「負ける気しない」とリベンジ宣言
12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.26』で、弥益ドミネーター聡志(30=team SOS)と対戦して、見事に1RKO勝利した朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が試合後のインタビューに応じた。
大学院卒の弥益と、少年院に入っていたこともある朝倉の戦いは、異色の”院卒対決”としても注目された。朝倉にとっては、11月に斎藤裕に王座決定戦で敗戦して以来の試合となった。
試合は、1Rに朝倉は強烈な左の前蹴りで、弥益のボディを抉ってペースを掴む。さらに、朝倉は左ストレートをヒット、最後に左ハイキックをクリーンヒットさせて、圧巻のKO勝利を収めた。
フィニッシュのシーンに至るまでに経緯については「三日月蹴りが効いた時に、入るだろうなと思って、ボディアッパーからの左ストレートを打った」と振り返る。敗戦からの復帰戦を勝利で飾ったため「安心しました」と安堵の表情を浮かべた。
弥益については「強かったですよ。国内トップ選手だと思いました。変則的な動きの中にノーモーションの強い右ストレートを的確に出してくるので、そこは注意しました」と相手を称えつつ、警戒した部分を明かした。
今大会で、朝倉と同じ階級で盛り上がる試合が組まれていた。萩原京平vs平本蓮の試合は、大きく取り上げられていたが「刺青の2人の対決はレベルが違うのでまだまだ早い。眼中にない」とバッサリ。第9試合で、カイル・アグォン(SPIKE22)にダースチョークで、一本勝ちを収めたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)は「強かった」と印象に残ったようだ。
前回の敗戦を経験して「格闘技に対しての覚悟が足りなくて、11月あの結果になってしまった」と振り返る朝倉。その敗戦の要因の1つは、自身のアグレッシブさが欠けていたことだという。今回の試合では「リスクはあるけど、攻めて1RでKOできた」と手応えを感じた結果になった。
「自分からの仕掛けも大事で、11月から肉体的には強くなってないけど、精神面で二段階くらい強くなったかなと思いますね」と精神面でも、進化を実感。「来年は真剣に向き合って、フィジカルやったり、弟のようにボクシングをやったりしたいです。これまで何もしていなかったので」と更なる自信のレベルアップに取り込んでいく構えだ。
見据える先は、11月に敗戦した斎藤へのリベンジだ。「斎藤選手とリベンジマッチはしたいので、正直負ける気はしないですね」というように、リベンジの手がかりは確実に掴んでいる。
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