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”美しき女王”陣内まどかが現役引退を表明、長年のヒザの怪我により

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2021/01/07(木)UP

陣内まどかが約11年の選手生活にピリオド

 12月29日、3団体の王座を獲得した”美しき女王”陣内まどか(27=フリー)が、自身のインスタグラムで引退を表明した。

 陣内は12月18日の『RISE』で、[初代RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定戦]として小林愛三と対戦予定だったが、練習中の右膝半月板損傷で欠場となっていた。

 陣内はインスタグラムで「今回3度目の膝の靭帯損傷により、今後選手として活動を続けるのは難しいと判断し引退を決意しました。正直、心は完全には燃焼出来ていませんが、体は完全燃焼するまで頑張ってくれたのだと思います」と、長年悩まされてきたヒザの怪我により引退を決意したと表明。

自身のインスタグラムで引退を表明した陣内 @madoka.5124 より

 続けて「2度の長い休養期間があったにも関わらず、ずっと応援してくださった皆さま本当にありがとうございました。子供の頃から続けてきた格闘技は人生の軸でした。その軸が急になくなりまだ安定はしていませんが、少しずつ新しい事に目を向けて前向きに頑張っていきたいと思います。今までたくさんの応援本当に本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちを述べ挨拶している。

 さらに「格闘技のおかげで今日までとても充実した日々を送れました。これからは選手ではない陣内まどかをよろしくお願いします。格闘技に出会えて本当に良かった」とコメントしている。

 陣内はジュニアで数々のタイトルを獲得し、中学卒業と共に2009年にプロデビュー。
 得意の右ミドルキックを武器に、10代でJ-GIRLS&WPMF日本王座の二冠王を達成した。

まだ10代の陣内が得意のミドルキック連打で二冠目を獲得=13年7月

 17年4月に怪我で戦線離脱したが、18年9月の復帰戦でWMC日本スーパーバンタム級王座戦に挑み勝利、3団体目のベルトを手にしている。元祖ビジュアルファイターで“美しき女王”の異名を持つ。

 ムエタイベースの選手であったが、昨年9月にはRISEルールに初挑戦。NJKFミネルヴァ スーパーフライ級王者・聖愛を相手に勝利し、4本目のベルトに王手をかけていた所だった。

 投稿には100件以上の応援メッセージが並び、陣内が一つ一つ返信している。

最後の試合となった昨年9月のRISEでNJKF王者・聖愛(右)を蹴りまくる陣内

 ファンによる「また、蒲田で教えてもらえますか?」とのコメントに「蒲田にいるのでこれからもよろしくお願いします」と返している陣内。
 RISE参戦時には、第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂が所属する、東京大田区・蒲田にあるキックボクシングジム『Y’ZD GYM』での出稽古をメインに練習してきたという陣内。選手としては引退しても、キックボクシングは続けるようだ。
 半生を捧げてきたキックボクシングを土台にした、陣内の第二の人生に注目したい。

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