【Krush】壬生狼一輝、伝説の悪役レスラーにならい「ワルツで来ればワルツでいきます」=1.23松本日向戦
2021年1月23日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.121』では、バンタム級の一戦として松本日向(22=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs壬生狼一輝(みぶろ かずき/19=力道場静岡)が対決する。両者の試合前インタビューが、主催者を通じて届いた。
松本は格闘代理戦争出身で3戦3勝(1KO)と無敗。昨年7月に予定された試合を頭部の怪我で欠場、その後は治療と回復に専念し、ドクターから試合出場OKと診断され、昨年3月以来の復帰戦が決まった。
相手の壬生狼は昨年8月のKrush-EXでK-1 JAPAN GROUPに初登場すると判定勝利を収め、続く11月のK-1福岡大会では元Krush王者の晃貴も下して2連勝。戦績は8戦8勝(2KO)0敗とこちらも未だ負けなしだ。
昨年12月には『第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント』が行われ、吉岡ビギンが新王者に就いた。ケガの影響でトーナメント参加出来なかった松本は、会場で観戦していたと言う。
感想は「正直、これでいいの?って思いました。僕はKOがすべてだと思わないですが、みんな最初から最後まで全力を出しきって戦ったのかなって」と、接戦続きのトーナメントに納得がいかなかった様子だ。
続けて「僕はそれができるだけの練習をしていて、いつもそういう試合をやってきたんで。早く試合で今の自分を見せたいです。僕の試合を見た人が『明日から頑張ろう!』と思ってもらえる気合いのある試合、『やっぱりシルバーウルフの選手はすごいわ!』と思ってもらえる“最幸”の試合をしたい」と、全力で魅せる試合に自信を持つ。
相手の壬生狼について、松本は「復帰戦でベルトを狙っている位置の選手と当ててくれてうれしかったですね。しっかり技術もあって強い選手なので楽しみです」と望む所だ。
また「この試合の勝者はタイトル挑戦に一気に近づくと思っているし、みんなにそう思わせる試合をします」と、新王者・吉岡への挑戦をアピール出来る勝利をすると意気込んだ。
■壬生狼「ワルツで来ればワルツでいきます」
対する壬生狼は、松本について「本当に気持ちが強いファイターで、絶対に後ろに下がらないスタイルかなと思います」と評価。
試合の展開については「Krushは壊し合いの場なので、もし松本選手が壊し合いで来れば壊し合いでいくし、ワルツで来ればワルツでいきます」と、70~80年代の名ヒールレスラー、ニック・ボックウィンクルの明言(相手がワルツを踊ればワルツを踊り、ジルバを踊ればジルバを踊る)を引用。
松本のスタイルに合わせ、持ち味を十分に引き出してやるということか。プロレスファンで、会見でもプロレスラーたちの物真似で湧かせてきた壬生狼らしい物言いだ。
新王者の吉岡については「僕が接戦で勝った晃貴選手から3回ダウンを取って勝っているので本当に強い選手だと思います。でもここで松本選手に勝てばすぐにでもタイトルマッチが組まれると思っているので、この一戦は本当に大事かな」と壬生狼もまた、今回の試合を挑戦者決定戦として意識しているようだ。
壬生狼は”ベビーフェイス”な松本が望む壊し合いを受け止め、その上できっちりと勝利することが出来るか。
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