【Krush】初防衛戦の山際和希、加藤虎於奈を相手に「経験値は自分が上。ずるさ・テクニックで勝負」
1月23日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.121』のウェルター級タイトルマッチで、加藤虎於奈(24=TEAM TOP ZEROS)を迎えて初防衛戦を行う、王者・山際和希(32=谷山ジム)が公開練習を行った。
公開練習ではサンドバッグ打ちとタイ人トレーナーを相手にミット打ちを披露した山際。得意としている左右のミドルキックだけでなく、破壊力のあるパンチを披露した。
「今はパンチ中心の練習という部分は変わらないのですが、前回よりも蹴りも練習するようにして、攻撃とディフェンスをバランスが取れるように気を付けています。明日にでも試合に出られるぐらい身体も仕上がっています」と殴ってよし、蹴ってよしのスタイルに仕上がっている。
山際は、昨年の8月にワンデートーナメントを制して、Krush王座を戴冠。しかし、王者になっての初戦の、11月Bigbangの10周年記念興行・谷山ジム35周年記念興行では、ワンマッチでFUMIYAに2RKO負けという不本意な結果に終わってしまった。
山際曰く、パンチ勝負に出ることで、距離が近くなり、普段被弾しない攻撃をもらってしまったことが敗因だという。ただ「自分の中でも良かった点もありました。今までのような蹴ってポイントを取って逃げ回るような試合をやりたくはなかったし、自分が一番盛り上げる試合をしようと思ってバチバチに打ち合おうと。結果はダメでしたが、盛り上げる内容になったことは良かった」と敗戦を引きずることはない。
加藤については「デビュー戦を見た時に『この選手は上まで上がってくるな』と思っていたので、いつか対戦することを想定していました。非常にポテンシャルが高くてパンチも蹴りもうまく、バランスのいい選手。物凄く攻撃力があるので序盤にガッと出てきたところに気を付けたい」と警戒する。
「若くて勢いのある強い選手が来てきてくれたことに凄く燃えています。僕は強い選手とやりたい、強くなりたくてK-1 JAPAN GROUPの試合に出ていて、強い選手とやれることは自分の本望なので凄く燃えています」と、若く抜群のテクニックを誇る挑戦者との試合に、意欲は高まっている。
理想の勝ち方を問われると「相手の攻撃をもらわない、相手のペースにさせないようにすること。経験値は自分の方が上なので、ベテランらしくずるさ・テクニックを使って勝負したい。完全に自分がペースを握った上でKrushらしい派手なKOで締めたい」と、ベテランらしい戦い、完全決着を望んだ。
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