井岡一翔タトゥー問題にJBCが処分を発表
JBC(日本ボクシングコミッション)は22日、大晦日決戦でタトゥーを露出させて試合を行ったWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)に対して「厳重注意」の処分を下した。
井岡は昨年の大晦日、大田区総合体育館で開催されたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで同級1位の田中恒成(25=畑中)を迎えて2度目の防衛戦を行ったが、意図せずに試合中、自身のタトゥーが露出したことでJBCから処分を予告されていた。井岡は試合前にJBC立ち合いのもとファンデーションなどでタトゥーを隠す措置を施していたが、汗などで時間の経過とともに薄れてしまった経緯がある。
21日、倫理委員会を開催し討議したJBCは、22日午後にHP上に処分理由として「同選手は、令和2年12月31日、世界タイトルマッチ出場の際、入れ墨を隠す塗布物が剥がれ落ち、左腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した。このことはJBCルール第95条2号に抵触するものであり、当財団は井岡一翔選手を厳重注意処分とする」と発表。
JBCルールに抵触すると討議されたタトゥー問題だが、JBCの処分は「厳重注意」「戒告」「制裁金」「没収」「ライセンス停止」「ライセンス取り消し」と6段階ある中、最も軽い「厳重注意」と判断された。
世紀の一戦となった激闘に水を差す形となったタトゥー問題は「厳重注意」で幕を引くこととなった。(植田洋介)
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