キックプロ99戦目・40歳の鉄人・国崇「今年の初仕事にKO狙う」琢磨「噛み合う、激闘になる」=2.12 NJKF
キックボクシングイベント「NJKF2021 1st」(2月12日、後楽園ホール)ダブルメインには、これがキャリア99戦目となる鉄人・国崇(40=拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)が登場。元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の琢磨(28=東京町田金子)と対戦する。100戦達成が目前となった国崇だが、「いつも通りの気持ち」とあくまで自然体だ。
国崇はこれまでISKAムエタイ世界フェザー級王座、WBCムエタイインターナショナルスーパーバンタム級王座といったベルトを獲得し、現在はWKAムエタイ世界フェザー級の王座に君臨している。今年5月には41歳になるが、プロ100戦を目前にまだまだ現役続行中だ。
「そんなに99戦とか100戦って周りが言うほど気にしていないです。いつも通りの気持ちで試合に臨む」と語り、対戦相手・琢磨の印象は「前に前に出て来るアグレッシブなファイターだと思います。なので観る人も面白いんじゃないかと」と打ち合い上等を予感させる。
さらに国崇は「もちろんノックアウトは狙ってますし、ヘタな試合はしたくないなと思います。今年の初仕事となるので、 内容的にも面白い試合をしたいと思います。メイン(健太vs高橋一眞)に負けないように。年齢も年齢ですし戦績もベテランと言われる状態ですけど、“らしさ”を出して行けたらいいかなと。たぶん“らしさ”が出ると思います」とベテランらしい自身が伺えた。
対する琢磨は「ここ最近では一番いいかもしれないぐらい、すごくいいです。楽しみっていう気持ちがすごくあります」と好調ぶりを語る。前戦の11月の試合では羅向にダウンを奪われ判定負け。今回が再起戦になるが「チャンピオンになってから“綺麗な試合をしよう”っていう気持ちが強くて、なんか自分の中で真面目になってたっていうのがすごいあります。試合でも“行こう”って思っても“ここはまだダメだ”とか“もっと綺麗に倒すには”っていうのをずっと考えてやってしまっていて。躊躇っていうか、そういう気持ちがすごいありました」と呪縛があったというが、連敗もあり、その呪縛から吹っ切れたという。
ベテラン国崇に対し琢磨は「タイプ的にはすごく噛み合うと思うので、いい試合っていうか激闘になると思います。僕はそこで押し負けないよう、押していく力で、そこは僕の方が長けていると思うので、押していって勝ちたいと思ってます。僕はもともと上手く戦おうとかそういうタイプじゃないので、闘争心とかそっちの方で戦っていくタイプなので、そういった面で勝ちたいし、これまで培ってきたものを出したいです」
両者とも噛み合う、激しい試合を予感させる発言、今年一発目の激闘に期待したい。
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