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【NJKF】健太が自身最軽量の61.3kg契約、“怒突き合いお兄ちゃん”髙橋一眞と対戦=2.12

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2021/01/29(金)UP

健太(左)が自身最軽量で、高橋(右)と対戦する

 2月12日(金)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2021 1st』の対戦カードが決まった。

 ダブルメインイベントⅡで、健太(33=E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)が、NKBからの刺客“怒突き合いお兄ちゃん”髙橋一眞(26=真門/NKBライト級王者)を迎え撃つ。契約体重は、61.3kgとなった。

 健太は長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、90戦近いキャリアを誇る。近年では、世界の強豪が揃うONEにも参戦し、着実に実績を積んでいる。試合間隔を空けずに戦うことでも知られており”月イチ健太”の異名を持つ。
 昨年の10月には、新日本キックの舞台では、日本ライト級王者・高橋亨汰と対戦し、試合を序盤から優位に進めるが、最終5Rに右フックで起死回生のダウンを奪われて、判定で敗れた。今回が再起戦となる。

ONEの強豪・センマニーと打ち合う健太(左)

 以前は70kgほどの階級でも試合をしていた健太にとっては、今回の61.3kgが最軽量。「調子は相変わらずいいですね。まだ落としていなくてそのままですけど、今日で66㎏ジャストなので、もういつでも。日曜に試合でも大丈夫なぐらいです(※取材は火曜日に実施)」と順調だ。食生活を変化させながら、軽いウェイトでの戦いに備えており「新しいチャレンジというか試行錯誤している感じ」という。

 軽い階級に落とすことで変化は「当然ありますね。やっぱりデカい相手と向かい合っていると疲れるので、対戦相手の骨格が小さくなってスタミナは消費しなくなってきました。あと筋量を落としているので、その分瞬発力とかがなく短い3R戦だと組み立てが難しくなってきます。なので、考え方を変えてもっとガンガン行くとか、そういう戦術面と自分の体がまだマッチできてない、そこも試行錯誤している段階です。でも、いま修正しているところなのでこれがハマれば、快進撃が始まると信じてやってます」と完成形に近づくための練習を重ねている。

強烈なパンチで追いつめる健太(右)

 対する高橋の印象は「“怒突き合いお兄ちゃん”っていうキャッチコピーがありますけど、ムエタイがすごい上手いなって。たまにオラオラになりますけど、普通にムエタイのレベルが高い選手」と警戒し、「やっぱりメインですし“怒突き合いお兄ちゃん”らしくガチャガチャさせたいです(笑)」とバチバチの展開を予感させるコメントを残した。

 さらに「ちょっと負け癖ついてる疑惑が出ちゃっているし、崖っぷちなので頑張らないと。当然“絶対勝ちたい”っていうのはありますし大前提ですけど、ただやっぱり試合も楽しみつつ、いい試合をしたいというのが今回はあります
」と熱戦をした上で、勝ち星を掴み取ると語った。

左ミドルを繰り出す高橋(右)

 対する高橋は、NKBライト級王者であり、全員がNKB王者である”髙橋三兄弟”の長男。冷静な試合運びと激しい打ち合いを両立させるスタイルで”怒突き合いお兄ちゃん”の異名を持つ。昨年の9月には、KNOCK OUTの舞台で、創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメントに出場したが、スアレックの強打の前に、延長のTKO負けを喫した。

「昨年は2戦して2回とも負けちゃって連敗しているので、自分的にはよくない年でした。1年間勝ち星なしで終わったのでキツかったです」と昨年を振り返る高橋。「やっぱり勝ちたいです。あの気持ちよさをもう久しく味わっていないので。あの気持ちよさって決して他では味わえないし、倒して勝ちたいです」とKO勝利に飢えている。

 対戦する健太については「元々僕は健太選手が大好きで、ツイッターとかブログとかめっちゃ読んでて、減量についてとかトレーニングについてとか勉強させてもらっていました。KNOCK OUTに出てる時に一緒のことも多かったので、「いつもブログ読んでます」みたいに言って、挨拶させてもらったこともあります。もうめちゃくちゃ尊敬する選手」と語る。

昨年にスアレックでTKO負けした高橋、この試合で再起を誓う

 以前は、70kgほどで健太が戦っていたため、対戦する可能性は低いと考えていた高橋だが、徐々に階級を下げてきた健太を見て「“これライト級まで来たらダルいな”と思っていたんです(笑)。“これライト級まで落としてくるんちゃうん?”と思っていたら今回だったので、“うわ、スゲぇな”って思っています」と驚きがあったようだ。

 尊敬している存在との対戦を控えているが、目指すのは自身の勝利のみ。「もう健太選手どうこうじゃなく、自分が勝ちたい一心で、そこに関しては健太選手は関係ないです。勝ち星がほしい、ただそれだけです。応援してくれてる人の期待を裏切っちゃっているのでとにかく勝ち星がほしいし、もうガムシャラに勝ちにいきたいと思います」と連敗脱出に意欲を見せた。

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