RIZIN王者・斎藤裕がアンチに本音「試合するから黙っとけ」
初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕(33=パラエストラ小岩)が、自身のYoutubeチャンネルでプロ選手としての生き様を語った。
斎藤は修斗世界フェザー級王者として、昨年11月に初代RIZINフェザー級のベルトを朝倉未来と争い、見事戴冠。クレバーながら常に全力で相手に向かうファイトスタイルと共に、その朴訥とした飾らない言動でも人気を集めている。現在はタイトルマッチで負ったケガ等で休場中だ。
斎藤は焼肉屋で、柔術家のアンディコングと共に会食。ビールと大盛りの白米と共に肉を食らうアンディに対し、酒も炭水化物も口にせずストイックな斎藤という対比でトークが進む。
普段も酒を飲まないという斎藤に、アンディが「ストレスを感じたことは無いんですか」と問うと「上京時に、孤独が辛かった」と答える斎藤。当時の孤独と対処など濃いトークが展開。
そして現在の話になり斎藤は「俺は元々表に出るタイプじゃないからね。(RIZINチャンピオンになった今も)まあ静かにやりたいよ。本音を言うと」と語る。「でもそこまで表に出たからね、役割は果たさないといけない」と割り切る。
ツイッターでもファンやアンチが増え、様々なメッセージが届くと言う。「色んなこと言われますよね、もっと盛り上げろとかね。なんだよもっと盛り上げろって。平本(蓮)、朝倉(未来)、萩原(京平)ああいう感じでやれという人もいる。ダイレクトメッセージもいっぱい来る。『次やったら勝てないから逃げてんだろ』『なんで再戦しないの』表に出る以上は仕方ないよね」と苦笑い。
そんなアンチに対し「試合やっていくから、黙って見とけって、本音で思う。誰々とやって、誰とやらないみたいなことはないわけですよ」と本音を語る。
さらに「盛り上げろと言われて盛り上げるとするじゃん。(キャラと違って)苦しむのは自分だからね。(キャラを)やり続けなきゃいけなかったり、ブレたキャラクターをやってるとそれはそれで叩かれる。選手としては試合で勝つのが正しい。試合するから黙っとけって本音で思う」とキャラを演じる必要は無いとする。
聞き手のアンディコングは、SNSや自身のYoutubeで精力的に活動、大晦日のシバター戦にも立候補するなど精力的にアピールしている。そんな彼に斎藤は「結局そうやって表に出る人って、自分に腕が、実力があれば世に出ることが出来るから。自分が本物であればいずれ(世間に)見つかる。そこの軸はブレちゃダメ」と、まずは実力が第一だとアドバイスをする。
他にも斎藤独自のプロファイター観が随所に現れたこの動画。斎藤のようにキャラ作りやアピールなど不器用ながらも、何かに真摯に打ち込んでいる人には勇気づけられる内容となっている。
▶︎次ページは動画、斎藤が本音、プロファイター観を語った動画
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