【K-1】武尊、最強の挑戦者レオナ戦に”全集中”、天心戦の実現には「僕や天心選手の言葉だけを信じて」

2021/02/11（木）UP
（最終更新：2021/02/11 10:47）

　K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式として『K-1 AWARDS 2020』が、2月10日（水）都内にて行われた。

　昨年の3月にムエタイの強豪のペッダム・ペットギャットペット（タイ）を相手に衝撃的なKO勝利を見せた武尊（29＝K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）がベストKO賞を受賞した。

　登壇した武尊は「去年は1試合しかできなくて、怪我やコロナで試合が出来なかったの年だったので、僕自信は満足できてないんですが、賞をいただけたのは嬉しい。またMVPが獲れるように、今年も突っ走っていきたいので、去年以上に今年は試合をしてみんなに見てもらえればと思います」と語った。

　その後の囲み取材では、大晦日のRIZINで対戦がファンから望まれてる那須川天心の試合を観戦したことについて、記者より早速質問があった。それについては「5～6年ぶりくらいに大晦日に格闘技を見て、僕の想いとしては大晦日に言ったことが全て。それ以上でもそれ以下でもなくて、目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないとその次の試合はないと思っている。目の前の試合に集中している状態です」と対戦が決まっている3月のレオナ戦に集中しきっている状態だという。

　武尊が以前にSNSでも発言していたように、その試合が実現する際は「僕の口からしっかり皆様に伝える」と強調。「盛り上がってくれるのは本当に嬉しいので、その試合が決まったら沢山の人に拡散してもらって、この試合は格闘技界がもっと大きくなるための試合になると思うし、過去の格闘技のブームを超えるような大きいものにしたい。お互い目の前に試合があるので、そこに全集中しないと皆んなが見たいと思ってくれている試合を実現できない。週刊誌だったりネットニュースだったりで色んな記事が出てるけれど、僕や天心選手が言う言葉だけを信じて欲しいなって思います」と話した。

　3月に対戦するレオナ・ペタスは、”石の拳”とも称される強烈な拳を武器に、19年にKrushの王座を戴冠し、現在9連勝と最も勢いのある挑戦者だ。武尊が3月にレオナを相手にどのような試合を見せてくれるか、そして1年間でどのようなドラマを見せてくれるか期待したい。

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