K-1王者・木村ミノル、平本蓮の初MMA戦を語る「評価は落ちてない」堀口カーフキックについても言及
K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者・木村ミノルが、11日に配信された自身の公式YouTubeチャンネルで、大晦日イベント『RIZIN.26』の感想を述べた。
木村は冒頭から「今回は(地上波)TVでもやらなかった試合も含め、どれもめちゃめちゃ面白かった」と絶賛。その中でも自身の“裏メインカード”として「平本蓮vs萩原京平」戦を挙げた。
木村は2015年のK-1後楽園大会で、平本と対戦し判定勝利を収めている。お互い、至近距離での殴り合いを演じるなどの大激闘で会場を大いに沸かせた。
映像を観ながら感想を述べる木村は、平本のメンタルの仕上がりを称賛。初のMMAデビュー戦にも関わらず、戦前のトラッシュトークから、入場、自身のキャラクターの作りも含めて、「自信満々な感じで素晴らしかった」と語った。
試合内容については、平本が序盤に萩原の右フックを貰ったのを観て、「総合とキックボクシングのグローブは違うから総合の打撃は最初は“ちょっと面食らう”」と、単純な慣れの問題だったのではと分析。
また、萩原が途中から終始タックルでのテイクダウン狙いの動きを見せたことに「平本にとっては厳しい試合展開だった。何もさせてもらえなかった」と、冷静に語った。
試合を見終わった後、「打撃で付き合わなかった萩原選手がすごい。自分の得意なところで勝負するのはさすがだと」萩原を高評価し、平本には「正直、“ナイスチャレンジ”だと思う。僕にはできなかったことを沢山できていたので、まだまだ若いのに流石だなって思った」と、自身が16年9月のRIZINでMMAに初挑戦したこと引き合いに出し、平本を激励した。
さらに「デビュー戦なのにここまで大きいことを言って、試合に注目させたのはプロ。これをできない選手が多い。平本選手の評価は落ちていない。株は上がった」とコメント。萩原も総合格闘家の強さを見せたとし、「僕は両選手のファンになった」と、この試合の感想を締め括った。
木村は続けてメインイベントの「朝倉海vs堀口恭司」戦についても感想を述べ、“話題のカーフキック”については、「カーフキックの凄さより、堀口選手があそこであの技をチョイスし、しっかり効かしたということが凄い。ファイターとしてリスペクトです」と、大晦日イベントの大一番で落ち着いて対処をした堀口に競技や団体を越えて、素直に賛辞を送った。
木村は映像の中でこのほか「朝倉未来vs弥益ドミネーター聡志」にも語っている。
▶︎次ページ(動画あり)は、K-1王者・木村ミノルが平本蓮の試合を含む大晦日イベントを語る
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