【K-1】卜部功也と対戦する蓮實光、栃木“パワースポット”で階段ダッシュ「化けた蓮實光に注目して欲しい」
3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」のK-1ライト級ワンマッチで元K-1ライト級&スーパーフェザー級王者・卜部功也(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する蓮實光(34=パラエストラ栃木)が、16日に公開練習を行った。
蓮實は、柔道をバックボーンにMMAでデビューし、ミャンマーラウェイでの戦いも経験してきた異色のファイター。カーフキックからの豪腕パンチを武器に、昨年は3月『K’FESTA.3』で東本央貴、7月のKrush後楽園大会では大沢文也といった実力者たちをKO。12月のK-1両国大会で朝久泰央に敗れるも、最後まであきらめない熱いファイトで会場を沸かせた。
そして何よりも出身地の栃木県を愛する蓮實は、今回の公開練習として栃木県の地元“パワースポット”大田原神社での階段ダッシュを見せた。
蓮實の階段ダッシュはパフォーマンスではなくちゃんとした意味がある。前回の朝久戦で「自分は明確にスピードがなくて、(パンチが)当たらなかった。自分にはスピードが足りないことが明確に分かった」とスピード不足を痛感。それを克服するために取り入れたのが、階段ダッシュをはじめとする瞬発系のトレーニングだという。
この瞬発系のトレーニングを強めたことで「パンチのスピードやステップの出入りのスピードも変わった。今までとは違ったファイトスタイルになると思います。化けた蓮實光に注目して欲しい」と、大きな自信を見せた。
蓮實は対戦相手の卜部功也について「栃木県民でも蓮實光より卜部功也選手の方が知っている人が多い。(技術面では)素晴らしい選手、2冠達成して実績もある」と評価するも「今回は良いマッチメイクだと思うし、僕はK-1王者の称号を持ち帰ることが目標。落としたらいけない大事な試合で、きっちり勝ちます。(功也は)踏み台じゃないですけど、自分の中では前の(時代の)選手。これからは“蓮實光が活躍する時代”と思っているので、勢いでも何でも自分の方が上ですね」と、勝つのは自分だと主張する。
今年の抱負を尋ねられると「2021年は蓮實光の時代にします。栃木県初のK-1王者、蓮實光にしか出来ないことをやるというのが目標。今年K-1王者の称号を背負って、世界と戦いたい。次ゴンナパー選手がタイトルマッチで誰と戦うかは分かりませんが、功也選手に勝ってタイトルに挑戦できるように仕上げていきたい」と大きな野望を見せる。
蓮實は最後に卜部功也に向けて「覚悟しておいてください。今までの蓮實光と違うので、研究や対策をしてると思うけど、全てひっくり返します」と、宣戦布告した。
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