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【K-1】KO宣言の木村ミノルにMIKE JOE「あっちがタイソンなら、こっちはジョーンズ」

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2021/02/16(火)UP

互いにアグレッシブな木村(右)vsMIKE(左)の一戦

 3月28日(日)東京・日本武道館にて『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』が開催される。本大会で対戦する、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(27=PURGE TOKYO)と、Bigbangスーパー・ウェルター級王者・MIKE JOE(33=BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 木村は昨年3月に開催されたK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで全員1R KOで下し、圧倒的強さでスーパーウェルター級王者に就いた。
 昨年12月のアビラル・ヒマラヤン・チーター戦では1Rでまさかのダウンを奪われるも、怒濤の攻めで逆転TKO勝利を勝ち獲った。現在10連続KO勝利中だ。

 対するMIKEは独特のムーブとアグレッシブなファイトスタイルが持ち味で、19年にBigbangスーパーウェルター級王座を戴冠した。
 昨年8月の『Krush』にK-1グループ初参戦すると判定勝利。しかし11月にホームのBigbangで”特攻ファイター”神保克哉に判定負けを喫した。

昨年3月には右ストレートで62秒KO勝利した木村

 木村は昨年8月、MIKEが初参戦したKrushで解説を務めており、当時の印象を「気持ちが強くていい選手だな、アグレッシブで熱い選手だなと思いました」と好印象。
 しかし続けて「でもそれぐらいですね。対戦相手としてみたらレベチですよ、そもそものレベルが違います」と切り捨てる。

 また「今回はいつも以上に派手なKOをかましてこそだと思うので、めちゃくちゃ気合い入ってます」と実力差を見せつけると意気込んだ。

 対するMIKEは学生時代はボクシングを習い、その後キックボクシングを始めた経歴を持つ。MIKEは「僕はムエタイ式なので、どっちかっていうとムエタイルールの試合にのめり込んだんですけど、今回の相手はボクサー寄りなので、久々にムエタイじゃなく、昔を思い出してパンチにこだわっていきたいなと思ってます」と、強打で知られる木村を相手にパンチ勝負を挑むと言う。

リーチの長い蹴りを放つMIKE

 試合のイメージとしてMIKEは「あっちはマイク・タイソンみたいな動きをするんで、こっちはロイ・ジョーンズ・ジュニアあたりで行って、テクニックでいきたいですね」と、往年のボクシング パウンド・フォー・パウンド最強選手の名を上げる。

 また「パワーでも行きたいですよね。そこはリングに立った時の感覚で。僕は格闘技を競技として捉えてなくて、戦闘の感覚なんですよ。今回はその色をさらに出していきたいです」と本能のままに戦闘すると語った。

 タイソンとジョーンズとは、昨年11月エキシビションマッチとしてファイトを行ったが、タイソン優勢の”ドロー”となった。木村がタイソンさながらの強打でまたもKO勝利するのか、MIKEが往年のジョーンズのように的確なオフェンス・ディフェンスで木村を仕留めるのか。

☆この大会の対戦カード、イベント情報はこちら

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