【RISE】志朗との再戦に挑む那須川天心が“秘策”を準備「速いだけが正義ではない」
2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで『RISE ELDORADO 2021』が開催される。
今大会の[スーパーファイト バンタム級(-55kg)契約]で志朗(27=BeWELLキックボクシングジム)と対戦する那須川天心(22=TARGET/Cygames)が17日、所属ジムで公開練習を行った。
両者は19年9月のRISE世界トーナメント(-58kg)の決勝戦で対戦し、その時は那須川が判定勝利。その後、志朗は昨年11月に開催された那須川への挑戦権を懸けたトーナメントで見事優勝を成し遂げたため、再び両雄が激突することとなった。
公開練習では、那須川は軽快なステップワークのシャドーとキレのあるミット打ちを披露。シャドーでは、まさに目にも止まらぬ動きの中、時折、飛びヒザ蹴りの動きを見せるなどし、ミット打ちは快音を響かせ、好調ぶりを感じさせた。
那須川は現在のコンディションについて「減量中って結構ネガティブだったり、体調面的にはあまり良くないと思いますが、顔がほっそりしてきたので、ちょっとマシな顔になったのかなと」と冗談を交えながら「志朗選手も強い選手なので、対策を考えながら充実している」と万全の準備ができていることアピール。
今回、自身の適正体重の55kgでの戦いだが「体重も軽くなっているので、日に日に(キレは)増しているかなと思う。55kgですから、何年ぶりだろう。3、4年ぶりの適正で戦う。いいっすねー」と話し、自身でも一番適している体重での戦いにワクワクしている様子だ。
そのことを尋ねられると、「今まで自分のベストの体重でやっているというのをあんまり見せてなかったので、自分もそうだし、周りも楽しみだと思う」と、対戦相手より、自身のパフォーマンスに大きく意識している様子。
対する志朗については、前日の公開練習で見せた志朗の動きを自分のスピードに対応する動きをしていたと分析。RISEルールでの戦い、ボクシング技術の向上が感じられると警戒した。
志朗の那須川対策に敬意を払いつつも、那須川は最後に「速いだけが正義ではない」とし、それ以上の“秘策”があることをほのめかした。
▶次ページ:(動画)互いに先を読み合うような展開になった、那須川vs志朗の第一戦
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