【Road to ONE】那須川天心を追う無敗の19歳“恋ステ”有井渚海がKO宣言「キック打撃の凄さを見せたい」
2月22日(月)に東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催される『Road to ONE:4th Young Guns』。
キックボクシングルール54.0kg以下契約で、平松侑(18=岡山ジム)と対戦する有井渚海(19=及川道場)が、今大会に向けての意気込みを語った。
本大会はONEチャンピオンシップの冠を戴く『Road to ONE』の第4回大会。長引くコロナ禍で若手格闘家の戦う舞台が減っている現状に一石を投じる試みで「Young Guns(若きエリート、やり手。経験者たちと張り合える若き才能)」と題し、将来有望な若手選手を中心にマッチメイクを組んでいる。
そのほとんどを総合格闘技の試合が並ぶ中、唯一の立ち技ルール(キックボクシング)に登場するのが、有井だ。
ABEMAの人気恋愛バラエティ「恋する週末ホームステイ」出演で人気の有井は、19年の新空手全国大会「K-2GRAND PRIX 2019」軽軽量級優勝、JAPAN CUP2018-58kg優勝といった実績を引っ提げ、同年7月にRISEでプロデビュー。
10月の『ONEウォリアーシリーズ』では3RKO勝ち。昨年9月の『Road to ONE』では黒田直也を2RTKOで下し、同年11月のRISE大阪大会で寺山遼冴に判定勝利を収めるなど、プロデビュー以来7戦無敗(6勝1分)と、まさに今大会のテーマにぴったりな逸材だ。
コンディションは万全とする有井は、対戦相手の平松について「ムエタイ選手なので蹴ってくると思うが、そのスタイルに飲まれずに、自分のスタイルで詰めていって、自分の距離になった時にパンチで倒したい」と、既にフィニッシュのイメージもできている。
格闘界の将来を担う若手が集められた大会の出場選手に選ばれたことについて「今回の大会は、簡単に出れるものではないと思います。しかも、僕だけキックルールの試合なので、僕はキックの良いところを見せるのが役割だと。MMAとは違うキックの打撃の凄さをみせたいと思います」と、プロとして自分が何をやるべきか、既に理解しているようだ。
有井が格闘技を始めたきっかけは、モデル業も行う程のその容姿。子供の頃、女の子に間違われるなどしたことから、“男らしさ”を求めて、現在も所属する関西の名門ジム「及川道場」に通うようになったという。
本人曰く、才能がある訳でなく、努力もそれ程しなかった自分がここまでこれたのは、道場の先生たちの基本を大切にする指導のおかげでそれを子供の頃からコツコツとやってきたからではないかと、自分の強さを自己分析する。
そんな有井には憧れる現役選手がいる。那須川天心だ。那須川が新空手の会場に来訪した際、大会優勝した有井に「格闘技界を一緒に盛り上げよう」と声を掛けたことが、プロデビューを考えていた有井の背中を押した。
同じ階級でもある那須川のことを尋ねると「今はまだ全然遠い存在。でも、いつかは追いつきたい」と語り、ボクシング転向を明言している那須川がキック界に戻ってきたら「その頃には追いついて、対戦してみたい」と、意識する。
有井は最後に「2、3年後にはRISEのベルトを巻きたい。そして、強い選手を倒していって、ONEチャンピオンシップの本戦で活躍したい」と、近い将来への野望を語った。
今回の『Road to ONE』は、21歳でONE新世代エース・平田樹がメインイベンターに大抜擢され話題となっているが、果たして、有井が鮮烈なKO劇を見せて“メイン食い”をするか。
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