【K-1】”戦う美容師”菅原美優、期待の16歳・NOZOMIと激突「自分もK-1を盛り上げる一人に」(菅原)
3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~』の追加対戦カードとして、菅原美優(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vsNOZOMI(16=TAD)の「K-1女子アトム級スーパーファイト」が、3月1日(月)都内にて行われた記者会見で発表された。
菅原は、長い手足を活かした蹴り技を武器とする人気の現役美容師ファイター。同門のK-1王者であるKANAも巻いていたKrushの王座獲得を目指し、昨年7月より行われた「Krush 女子アトム級トーナメント」に参戦。準決勝は優、決勝ではMOEをいずれも判定で下して、昨年11月に初戴冠を成し遂げた。今回、待望のK-1初参戦となる。
菅原は「凄い急だったんですが、試合を受けてくださったNOZOMI選手に感謝しています。初めてのK-1ということで凄くワクワク楽しみにしています。一生懸命がんばるのでよろしくお願いします」と意気込みを語った。
対戦するNOZOMIについては、ステップワークとパンチに警戒しつつ「しっかり止めないとなという気持ちと、6戦して今まで色んな選手とやってきて、次は誰と試合するんだろうって考えた時に、凄い勢いもあって、NOZOMIちゃんは上がってくると思っていた選手なので、ここで試合ができるのは凄く嬉しい」と、自身より若い選手を迎え撃つ心情を話した。
昨年のKrush王座を懸けた決勝戦で対戦したMOEも、菅原より年下の18歳であった。今回対戦するNOZOMIは、何とMOEより若い16歳。菅原も21歳と若いファイターであるが、2戦連続で年下のファイターを迎え撃つ立場となる。
それについては「自分は若いと思ってたんですよ。でも、この間タイトルマッチやった時もMOEちゃんももっと若かったですし、今回はもっとさらに若いし、もう若くないんだなと思って(笑)。ちょっと大人の位置じゃないですけど、そういうところでもがんばらないといけないなと思いました」と、自身より若いファイターの壁となる覚悟を見せた。
これまで、KANAの背中を追いかけて鍛錬を積んできた菅原。KANAがタイトルを獲得しているK-1の舞台に立つことになり、「今までのK-1の女子はKANAさんが道を作ってきた。自分もK-1を盛り上げる一人になりたいと思っているんですけど、できたらKANAさんと二人でK-1を盛り上げていきたいなと思っています」と今後の抱負を語った。
対するNOZOMIは、出入りの速さやスピードを武器に、昨年10月にプロデビューを圧倒的な実力で勝利。続く、12月には森川侑凜に判定勝利。さらに、今年の2月には、菅原と熱戦を演じたことのあるチャン・リーを相手に完勝。未来に輝く金のタマゴたちの今乗り越えたいと願う壁に挑む瞬間を応援する番組”ミライモンスター”にも出演している。今回、菅原の相手に大抜粋された。
NOZOMIは「Krush王者の菅原選手と試合が出来るということを凄く光栄に思っています。でも、やっぱり前回の試合のままだったらあかんなと思っているんで、これから3週間でどれだけ追い込めるかなと思っています」と謙虚な姿勢で意気込みを語る。
これまで、3戦無敗の戦績を残してきたNOZOMI。これまでの相手に対しては「勝てて当たり前」との認識であった。だが、今回菅原と対戦するにあたり、「ここで勝たないと意味がないと思っています」とこの1戦に懸ける思いを話す。
初めてのK-1参戦で自分のどこをアピールしたいかと聞かれると「自分の得意なステップとパンチで女子にはない動き、スピード感のある試合をしたいです」と自身の強みを出して試合をするつもりだとした。
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