【K-1】武尊vsレオナ、佐藤嘉洋がレオナ勝利を予想「相性がいい、武尊は何回もアゴを上げられる」
3月28日(日)開催の『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』(日本武道館)。メインイベントでは[K-1スーパー・フェザー級タイトルマッチ]として王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に挑戦者・レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が挑む。
このカードについてK-1 WORLD MAX 2006・2007日本王者の佐藤嘉洋が、K-1公式YouTube動画で予想を語っている。
今回は舞台が武道館ということで、2008年10月に同所で行なわれた魔裟斗vs佐藤嘉洋に重ねて見る向きもある。佐藤は「この試合がTwitterで話題になるときは、僕のアカウントをタグ付けされることが多くて」と笑う。
そんな佐藤は、自分が重ねられているというレオナについて「レオナは結構負けていた時もあったし、ここまでオーラがある選手になるとは思っていませんでした」と成長を評価。
レオナに「風格を感じる」理由について「やっぱり自信だと思います。Krushのチャンピオンになって挑戦者たちをことごとく退けて、その一つ一つの積み重ねが彼にとってものすごい自信になっているんじゃないかと思います。僕は格闘技って、半分ぐらいメンタルで勝敗が決まると思っていて、その日の気持ちの持ちようや覚悟の決め方でガラッと流れが変わるんですよ。そういう部分で、今のレオナはメンタルが充実して、今めちゃめちゃ調子がいいんじゃないですかね」と心の部分に芯が出てきたと語る。
レオナのファイトスタイルについては「ああやって速いステップを踏みながら、バンバン勢いに乗ってパンチで入っていくというのは、首相撲がないルールでは捕まえるのが難しいんで」と現在のK-1ルールでは有利だとする。
さらに「彼は左手を下げて構えるじゃないですか。あれをやられると左のパンチは普通と軌道が違うし、対戦相手からすると思っている以上に伸びてくるんです。よくレオナは『右のパンチが強い』と言われますけど、僕はあの左が相当厄介だと思っていて、もし自分がレオナと試合をやったらあの左が相当鬱陶しいですね」とボクシングのデトロイトスタイルに近い構えから繰り出される左に注目だと言う。
レオナと王者・武尊との相性は「僕はフックよりもストレートの方が速いと思っていて、武尊はどちらかというとフッカーで、レオナはストレートの選手です。なので武尊がフックに行った時、レオナのストレートが当たって武尊のアゴが跳ね上げられるシーンが何回も見られるんじゃないかと。僕はこの試合はかなりレオナに相性がいいと思っているので、僕はレオナ勝利を予想します」と、レオナの王座奪取を予想した。
またK-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者・魔裟斗も「レオナは早くて巧い、武尊にとって簡単な相手ではない」と王者にとっての難敵だとし、さらに「絶対に勝つっていう気持ちが強いのが、今回はレオナの方なんじゃないかなって気がするんですよね」と精神面でレオナ有利と評している。
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