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【ボクシング】岩佐亮佑が計量パス「侍の姿を見てほしい!」オッズ不利を覆し統一王者なるか

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2021/04/03(土)UP

2本のベルトを持つアフマダリエフにサムライ岩佐(右)が挑む(C)DAZN

 4月3日(土=日本時間)ウズベキスタン・タシケントののフモ・アリーナで行われるプロボクシング世界スーパーバンタム級統一戦の前日計量が2日行われ、リミット55.3kgに対しIBF暫定王者・岩佐亮介(31=セレス)は100gアンダーの55.2kg、WBA・IBF同級世界王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)は300gアンダーの55.0kgでパスしムキムキのボディでマッスルポーズを披露した。
 その後、試合さながらの緊迫した15秒のフェイスオフを演じ、あとは試合を待つのみとなった。

 岩佐は後ろに髪を結んだちょんまげ姿にヒゲ伸ばし、さながら江戸時代から武士がタイムスリップしたかのよう。岩佐は計量後、SNSで「明日は侍の姿を見てほしい!」と意気込みを語った。

 岩佐は高校3年時に選抜・インターハイ・国体の高校3冠を達成。アマ66戦を経験し、高校卒業後、08年にプロデビュー。17年9月にIBF世界スーパーバンタム級王者に。18年8月の2度目の防衛戦でテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)に判定負けを喫し王座陥落したが、翌19年12月の暫定王座戦で同級3位のマーロン・タパレス(フィリピン)に11回TKO勝利し、暫定王者となった。それから1年4ヶ月ぶりの試合となる。

 対するIBF正規王者でWBA同級のアフマダリエフは8勝(6KO)無敗。リオ五輪でバンタム級銅メダリストでアマチュアで300戦以上経験しているだけに戦い方に幅のある選手だ。2020年1月にマ長年王者として君臨していた2団体王者ダニエル・ローマン(米)と接戦の末1−2の判定で勝利し新王者に。レオン・スピンクスのプロ8戦目での統一王者記録に並んだ。大きく振る左フックを武器に、それ以前の試合では4連続KO勝利と75%のKO率を誇る。

 英国の大手ウイリアムヒルのオッズではアフマダリエフが1.17、岩佐が5とアフマダリエフ勝利予想が岩佐を大きく引き離す。この予想を覆えし、このサムライが日本男子5人目の統一王者となれるか。試合はDAZNにて生中継される。

▶︎次ページは(動画)ちょんまげ姿の岩佐とアフマダリエフの計量、そしてバチバチのフェイスオフ

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