【KNOCK OUT】デビュー3戦目に挑む川島えりさ「女子はぱんちゃん選手だけじゃないんだよ」
4月25日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2021 vol.2』の[KNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約]で対戦する、川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)と井之上弥生(橋本PREBO)のインタビューが届いた。
川島はデビュー3戦目となる女子大生ファイター。2019年2月に、現役有名選手がコーチを務めてアマチュア女子選手をプロに育てるという企画『PANCRASE REBELS TRYOUT』においてプロデビュー。その後、デビュー戦前に負ったという左手首骨折の治療に専念。昨年10月に“再デビュー”し、ねこ太に判定勝利を収めている。
前戦はトレーニング内容や練習量もデビュー戦とは全く違い、意識が高められたと振り返る川島だが「(デビュー戦のようなアグレッシブさが足りず)見てる方の心を動かすような動きができなかった」と反省しており、今回は、前回出し切れなかった気持ちの面をしっかり出してアグレッシブに戦いたいという。
対戦相手の井之上については「打たれても打たれても前に出続けるタフさと打たれ強さが、女子の中でも珍しいタイプの選手」との印象を持っている。
気持ちのぶつかり合いになりそうだが、「今回はテーマとして『完勝』を目指しているので、いなすぐらいの気持ちでテクニックも見せられたら」と試合の展望を語る。打ち合っても勝つ自信はあるが「女子の試合でよくあるようなゴチャゴチャした試合にはなりたくないので、そこはしっかりテクニックで相手をいなしていきたい」という。
同大会にはデビュー戦で敗北を喫したREBELS-BLACK女子46kg級王者・ぱんちゃん璃奈も出場するが、今回はファイターとして「『KNOCK OUT』の女子はぱんちゃん選手だけじゃないんだよ」ということを知ってもらいたいとコメント。
「ぱんちゃん選手は強いので、勝つのはうまいと思うんですけど、アグレッシブさとか打たれ強さでは負けない自信があるので、見てる人の心を動かすような存在なのは私かな」と分析。リベンジしたい気持ちもあるが「(階級が違うことから)試合の機会は難しいかもしれないですけど、今回みたいに同じ日に試合があって比較された時に、内容でいかに上回れるかということはすごく意識してます」と語る。
最後に「『KNOCK OUTには川島えりさっていう女子選手がいるんだ』ということを意識して試合を見てほしいです。内容も問われると思っているので、そこも含めてしっかり見てほしいですね」とコメントを送った。
■井之上弥生「諦めずに戦って初勝利をあげたい」
対する井之上はデビュー4戦目で初勝利を目指し、今回『KNOCK OUT』に初参戦する。
現在プロで3戦経験しているが、肩の手術を2回受けており、2戦目と3戦目の間が5年ほど空き、昨年久しぶりに試合を行った。期間が空いてもいつかまた試合がしたいとずっと思いながら、リハビリと練習をしていたという。
プロではまだ勝ち星がないが「結果よりも『試合をする』ということが好きで楽しいので、勝てなくてイヤになるとかはないです」と前向きに語る一方「ずっと負け続けているので、それを断ち切りたいというのはもちろんあります。アマチュアで勝った時の、あの喜びをまた味わいたいです」と意気込みを見せる。
今回の試合にはスタミナの心配をなくせるような練習をして臨みたいとし、攻撃面では苦手な蹴りも出していけるように練習している。一番見てほしいところは「最後まで諦めずに戦い続けるところですかね。諦めずに戦って、初勝利をあげたいと思ってます!」とコメントを送った。
果たして川島が連勝か、井之上が初勝利を掴むのか。
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