【イノベーション】緊急事態宣言により会場が東京から急遽千葉に変更「無観客だと赤字、新会場決定はご縁」=5.9
キックボクシングの『JAPAN KICKBOXING INNOVATION』(以降『INNOVATION』)は、東京都の緊急事態宣言により5月9日『Resistance-2(レジスタンス・ツー)』大田区産業プラザPiO興行が会場サイドから使用中止を伝えられ、「TKPガーデンシティ千葉」に場所を移し、同日に開催することを発表した。
「大田区産業プラザPiO」は区の施設。緊急事態宣言中は都や区の施設(スポーツ施設含め)では臨時休業がほとんどだ。しかし、関東の緊急事態宣言は東京都のみのため、近隣の県では行うことができる。
成田善一INNOVATION理事長は「まずは無観客開催を考慮しました。しかし、何をどうしても赤字が莫大になるばかり。ツイキャスの有料放送や投げ銭(アイテム収益)もたかが知れています。ならば、選手たちがすでに大多数を販売しているチケットをスライドできる会場変更しかないなと」と熟慮を重ね、「TKPガーデンシティ千葉」に決定したという。
この会場は千葉ポートアリーナに隣接した宿泊付き多目的施設で、昨年、成田理事長と交流のあったKWF極真空手の田中規順師範の葬儀に訪れた際、プロレスの試合も行われていることを知った。それが頭にあって問い合わせしてみたところ、試合2週間前にも関わらず、その日は運良く会場が空いていたという。その田中師範の弟子2名(プロ4戦目の若原聖とプロデビューの若原快)も今回の大会に参戦するが、ご縁に導かれたようだと語る。
成田理事長は「他の団体やプロモーションだって忸怩(じくじ)たる思いをされて、できる努力を最大限にされた上での無念の延期・中止だと思います。その中でうちがたまたま導かれるように機会を拾うことができたのは、様々なご縁がつながりラッキーだったこと」と感謝。
そして「コロナ対策は最善を尽くします。まだ、若干のチケットはお売りできるので、是非、多くのファンにお越しになっていただきたいです」とメッセージを送った。
【INNOVATIONの新型コロナウィルス対策】
①チケット裏面に住所と氏名を記入していただき、会場入口にてそれを回収してからの入場となりますので、事前にお書込みください。
②マスク着用のないお客様は入場いただけません。
③発熱や咳込みなど体調不良の方は来場をお控えください。
④会場入口にて入場者全員に非接触型体温計による検温と手指の消毒を行いますが、体温37.5度以上の方は入場できません。
⑤試合中声を出しての応援はお控えください。また、クラッカーやジェット風船、太鼓、ラッパ、エアホーンなどのグッズ使用をお断りします。
⑥興行中、リング上、または会場内で消毒作業が差し込まれる場合がございますので、ご了承ください。
⑦入場時、チケット本券と半券の切り取りは、スタッフの目前でご自身で行っていただきます。
⑧選手や観客同士でのハイタッチ、控室や会場内での差し入れや激励賞渡し、記念撮影、観客席の勝手な変更など接触・接近行為を禁止いたします。
⑨興行会場前に入口付近で溜まることなく、観客同士で接触・接近しないようにご注意ください。
●編集部オススメ
・【イノベーション】天才・馬木愛里が1年半ぶりの復帰で津崎善郎と対戦、白幡兄弟・兄の太陽vs平松兄弟・弟の弥が決定
・【テレビ】那須川天心が『秘密のケンミンSHOW』に出演、千葉県民熱愛グルメ語る=4.29よる
・SKE48荒井優希、高角度“かかと落とし”をプロレス本格デビューへ向け磨く=5.4東京女子
・【ハードヒット】有観客で開催決定「コロナと共存する興行にするには?を全力で考えた」=5.2新木場
・グラマーな52歳 中島史恵、グラビア衣装で初ラウンドガール「シェイプアップ、少し頑張った」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!