【ハードヒット】有観客で開催決定「コロナと共存する興行にするには?を全力で考えた」=5.2新木場
政府より発令された4月25日(日)からの緊急事態宣言により、『RIZIN』東京ドーム大会、『KNOCK OUT』や『DEEP』の後楽園ホール大会が日程延期、『GRACHAN』は急遽会場を都外へ変更するなど、格闘技界にも多くの影響が出ている。
様々な判断をする団体や興行がある中、5月2日(日)に東京・新木場1stRINGで開催予定の『My name is HARD HIT』、『ランボー川村2「怒りのアフガン」デビュー15.5周年記念興行』は有観客で開催することを、同大会を主催する佐藤光留(パンクラスMISSION)が発表した。
同日昼の『ハードヒット』は佐藤が主催する“現在進行形のU”を掲げるプロレス興行、夜に行われる『怒りのアフガン』は佐藤の盟友で元パンクラス2冠王者・ランボー川村2(パンクラスイズム横浜)のデビュー記念プロレス大会だ。
有観客にはなるが、通常以上に感染症対策を行っての開催になる。
<『ハードヒット』『怒りのアフガン』開催のための施策>
・換気のためシャッターは開けたまま行われる
・物販など、選手と観客が接触する対応は無し
・現在販売済みの座席以外を間引き、通常以上にソーシャルディスタンスを確保
また、会社方針で出場を見合わせることになった選手もいるため、発表済みだったカードも今後一部変更が予定されている。
編集部の取材に対し、今年本厄だという佐藤は「厄除けに寒川神社に八方除に行ったんですよ。それなのに八方ふさがりですよ」と嘆きながらも「有観客で開催しても、無観客で開催しても賛否がある。コロナと共存する興行にするには? を全力で考えて開催することにした」と力強くコメント。
今回の緊急事態宣言発令時には自身のTwitterで「刻々と変わる状況、そして次々と起こる問題。もはやDEAD or ALIVEじゃない。Big DEAD or Small DEAD」と苦悩を呟きながらも、すぐに前向きに考えをまとめた様子だ。
佐藤は昨年も富士通スタジアム川崎を使用しての野外興行や、千葉県の山奥で観客9名(出場選手は10名)だけの興行を打つなど、コロナ禍でも興行を実施する方法を模索し、まさに八方塞がりになりそうな苦しい状況に追い込まれながらも、常に前向きに動き続けてきている。
最後に「”ウィズ コロナ”と小池都知事も言っていたが、我々はコロナと共存しながら(通常の開催を)取り戻していく努力もしなければいけないと思う」と横浜市民の佐藤は真面目に語った。
☆5.2『ハードヒット』詳細 ☆5.2『怒りのアフガン』詳細
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