【ボクシング】ネリが不安顔もリミット”ギリ”で計量パス、身長&リーチ差攻略なるか=あす統一戦
5月16日(日本時間)米カリフォリニア州カーソンにて行われる、WBA,WBCスーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が本日15日(日本時間)行われた。
WBCスーパーバンタム級王者ルイス・ネリ(26=メキシコ)はやや不安な面持ちで計量台に上がると、122ポンド(55.34kg)リミットで一発パス。突然笑顔になり小さくガッツポーズで足速に計量台を降りた。
WBA同級王者のブランドン・フィゲロア(24=アメリカ)は121.2ポンド(54.97kg)と370gアンダーでパス。そして約18秒のフェイスオフが終わると、互いにマッスルポーズを決めた。
▶︎(動画)ネリがボディで衝撃KOの瞬間、元王者パヤノは立ち上がれず
ネリはこれまで2度の体重超過で王座剥奪や試合中止などの経験があるが、1階級上げてからは計量オーバーはなく、今回はリミットギリギリでパス。前戦で新王者となり今回が初防衛戦だ。フィゲロアは4度目の防衛戦。互いにKO率7割以上の高KO率同士の対戦となる。
今回のフェイスオフで互いに向かい合うとフィゲロアのほうが一目で身長、リーチが長いことがわかる。フィゲロアは以前のインタビューで「彼は前回苦戦したが、私の方が体は大きい。私はさらにプレッシャーをかけ、より多くのパンチを繰り出す」と語っている。フィゲロアは身長では7cm高く、リーチでは14cm長い。
ネリは計量をパスし、自身のTwitterで「レッツゴー!」「ティファナ(ネリの出身地)から世界へ」と対戦が待ちきれない様子だ。
この対戦には大手オッズのウィリアム・ヒルでは本日15日(日本時間)午前8時の時点でネリ1.4、フィゲロア3と現在もネリが有利の予想が多いが、一昨日よりもフィゲロア有利の予想が上がってきている。
果たしてこの統一戦を制すのは果たしてどちらか。
【選手データ】
・ルイス・ネリ(26=メキシコ)身長:168cm/リーチ169cm/構え:左/戦績31勝(24KO)無敗/KO率:77.42%/主なタイトル:元WBCバンタム級王者、現WBCスーパーバンタム級王者(今回が初防衛戦)
・ブランドン・フィゲロア(24=アメリカ)身長:175cm/リーチ183cm/構え:右/戦績21勝(16KO)1分 無敗/KO率:72.73%/主なタイトル:現WBAスーパーバンタム級王者(防衛3回)
▶︎やや不安な面持ちで計量台に上がるネリ、ギリギリパスで笑顔
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