【K-1】2階級制覇に挑む林健太がKO予告も、“難攻不落”トファネリも“回し蹴り”でKO予告返し
5月30日(日)神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP』にて[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で対戦する、第3代K-1ライト級王者・林健太(27=FLYSKY GYM)とヴィトー・トファネリ(35=ブラジリアンタイ/闘英館)のインタビューが主催者より届いた。
林は2018年の世界最強決定トーナメントで優勝し、2019年3月の卜部功也とのタイトルマッチで延長判定勝利を収めて、念願のK-1世界王者の座を獲得。その後も連勝するも、昨年3月の朝久泰央戦で判定負け、続く12月に初防衛戦でゴンナパー・ウィラサクレックに判定負けを喫し、ライト級王座から退いた。今回は心機一転、階級を上げての再起戦となる。
ここ1年間は怪我に苦しめられた林は「(昨年)3月にアゴが折れて、夏に足とアバラが折れて、12月で目と鼻が折れて、もうほぼほぼ(骨折を)いただいたので、どこが折れても怖くないです(笑)。それまで骨折なんてしたことなかったのに、去年でたっぷり手術もいただいて、ダメな“気”も全部飛んでいって、新しい年で心機一転、階級も上げて“やるぞ!”と気が引き締まってます」と、今年が文字通りの“再起の年”と話す。
続けて、階級をスーパー・ライト級にあげた理由は「ライト級まで減量するのが正直キツいというのがあって、体重が落ちることには落ちていたんですけど、リカバリーを含めて当日のパフォーマンスはどうなんだろう?と思っていました。そういうなかでゴンナパー選手にベルトを獲られてしまって、トレーナーとも話し合ってスーパー・ライト級でやると決めました」と、適正体重で戦うためであると明らかにした。
階級を上げて見据える視線の先にいるのは、兄貴分と言ってもいい山崎秀晃の存在だ。「今のスーパー・ライト級はヒデさん(山崎)が独走していて、日本人で勝てる見込みがあるファイターがいなくなってきてると思うんです。そこで俺が階級を上げて、まだKOしたことがないトファネリ選手をKOしたり、勝ち続けていけば『林と山崎がやったら面白いんじゃないか?』って周りが騒ぐことになると思うし、階級を上げた意味もあると思っています」と、最終目的の山崎戦への第一歩として、今回、いまだKO負けのないトファネリからKO勝利を狙うことを誓った。
一方のトファネリも今回の元ライト級王者との対戦を、王者・山崎へ挑戦するための、大きなチャンスと捉えている。林が今回の試合を山崎戦への一歩と考えていることに対し「林はライト級の選手だから、ゆっくり上がって来ればいい。私を倒せばチャンスも来るだろうけど、それは絶対に無理だ。むしろ私が林をKOして山崎に挑戦するチャンスを掴みたい。私もK-1のリングに上がっている選手だ。ベルトを目指している人間として誰が相手でも倒す」と、KO予告返し。
さらに、トファネリは林のKO予告に対し「皆さんもご存じの通り、私は今までKOされたこともないし、ライト級の選手からいいパンチをもらったこともない。かかって来い、だね」と受けて立つ構えを見せると「蹴りでは私の方が勝っているというプライドもある。林には回し蹴りには気をつけろと言っておきたいね」と、挑発した。
果たして、山崎の王座に一歩近づくのは、林か、トファネリか。
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