【K-1】元ライト級王者・林健太、”兄貴分”山崎秀晃の持つ王座奪取へ階級UP!“難攻不落”のブラジル空手家トファネリにKO宣言
5月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『K-1 WORLD GP』の対戦カード発表記者会見が、4月19日(月)都内にて行われた。
第3代K-1ライト級王者・林健太(27=FLYSKY GYM)vsヴィトー・トファネリ(35=ブラジリアンタイ/闘英館)の試合が決まった。
林は2018年の世界最強決定トーナメントで優勝し、2019年3月の卜部功也とのタイトルマッチで延長判定勝利を収めて、念願のK-1世界王者の座を獲得。その後も連勝するも、昨年3月の朝久泰央戦で判定負け、続く12月に初防衛戦でゴンナパー・ウィラサクレックに判定負けを喫し、ライト級王座から退いた。今回は心機一転階級を上げての再起戦となる。
対するトファネリは空手がベースで、キックとMMAで約50戦を経験。ブラジルで空手とキックの王者となり来日し、18年のホーストカップでは元王者・麻原将平に胴回し回転蹴りでKO勝ちした。昨年7月にはRISEで原口健飛に判定負けをしたがタフさを見せて倒れず、最後まで攻めの姿勢を見せた。昨年11月にK-1初参戦。野杁正明に判定で敗れたが、3月のK-1二戦目で鈴木勇人にTKO勝利を収めている。
意気込みを求められた林は「スーパーライト級に変更することになりました。2.5kgしか違わないけど、自分では新しい世界と思う。今チャンピオンは兄貴分の秀さん(山崎秀晃)で、65kgで独走してるので、俺が日本人で唯一日本人で倒せると証明したいです」とコメント。兄貴分である山崎との対戦を見据えて、階級変更を決断した。
-62.5kgのライト級では減量が厳しかったことも階級変更の理由だ。ただ、-65kgのスーパー・ライト級では「少し体がちっちゃいかな」との不安もあった。そのため、林はフィジカルトレーニングを徹底して敢行。「スーパーライトで戦える万全の身体になってきていると思うのでしっかり攻撃力を見せてKOで倒せる」と自信を見せた。
トファネリは、これまでのキャリアではKO負けが一度もないタフネスを誇る。昨年11月のK-1初参戦では、野杁正明に判定負けを喫したが、最後まで立ち続け、続く3月のK-1二戦目で鈴木勇人にTKO勝利を収めている。
その相手に林は「なんかちらっとKOで負けたことはないって聞いたので、自分がスーパーライト級で新しい場所で階級を上げて戦う中でKOされたことのない選手をKOできれば一番アピールできるんじゃないかなと思って、一番の好都合っていうか、見せ場になると思います」とKO勝利を目指すと宣言した。
対するトファネリは「今回3試合目となりますが、素晴らしい対戦相手で嬉しいです。勝ちたいと思います。もちろん(現スーパーライト級王者の)山崎選手に勝ちたいと思いますし、林選手も元チャンピオンですし、素晴らしい選手に勝つことで自分の価値を高めていきたい」と話した。
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