【RIZIN】初参戦の修斗世界王者・岡田遼、公開練習はUFC王者アデサニヤを意識!?
6月13日、東京ドームで開催される「RIZIN.28」で16名によるバンタム級トーナメントに参戦する現修斗世界バンタム級王者岡田遼(32=パラエストラ千葉)が24日、都内のジムにて公開練習を行った。岡田は1回戦でRIZIN常連の元DEEPフライ級、バンタム級王者と2階級を制した元谷友貴(31=フリー)と対戦する。
この公開練習ではオンライン(イチナナライブ)で中継されていたこともあるのだろう、手の内を明かしたくない為か、同門の扇久保博正(34)に対しプロレス技を交えたスパーを展開。相手をロープを振るなどのロープワークの動きや、相手のヒザを壊すドラゴンスクリューなどを、扇久保と共に披露し最後は岡田がフォールを奪って終わらせた。
▶︎【動画】 岡田が意識したアデサニヤのUFC公開練習、プロレス技が爆発!?
記者がその理由を聞くとUFCミドル級王者のイズラエル・アデサニヤが公開練習で盛り上げたのが理由で、この公開練習直前に思いついたのだと言う。
RIZIN初参戦でいきなりRIZINバンタム級四天王の元谷と対戦するが、岡田は「元谷は極めが強い。こっちが勉強になる技をたくさん使っている」と警戒。しかし、自分が優れている点を尋ねられると「相手の嫌な所で戦い続けることができる。性格の悪さは僕の方が優っている」と、鋭い洞察力とオールラウンドな対応力で相手の光を消しながら戦えることを強調し、「チャンスがあればフィニッシュする」とニヤリと笑った。
岡田は17勝のうち6KO/2一本と力強い打撃が武器で現在2連勝中。昨年6月に[世界バンタム級暫定王者決定戦]で倉本一真(修斗GYM東京)にKO勝利し王座戴冠。今年3月には大塚隆史(同級1位)を下し大差での判定で初防衛している。対する元谷は25勝のうち6KO/11一本と高いフィニッシュ率を持つグラップラー。シュートボクセで磨いた打撃が武器だ。
この実力を東京ドームの大舞台で魅せる。岡田は「東京ドームで試合をすることが僕の人生であるとは思わなかった。一生に一回の機会と思ってしっかりと楽しみながら結果を出したい」と意気込む。これに勝ちを次に繋げられるか。
【選手データ】
・岡田遼
生年月日:1989年4月10日(32)/所属:パラエストラ千葉/身長:172cm/構え:右/戦績:17勝(6KO/2一本)4敗3分/主なタイトル:現 修斗世界バンタム級王者、元 環太平洋バンタム級王者
備考:小中高はサッカー、大学1年生からパラエストラ千葉で格闘技を始める。元谷とは初対決。
・元谷友貴
生年月日:1989年9月14日(31)/所属:フリー/身長:170cm/構え:右/戦績:25勝(6KO/11一本)9敗1無効試合/主なタイトル:元DEEPフライ級、バンタム級王者
備考:独創的と評されるグラップリング技術と、ブラジル・シュートボクセで磨いた打撃が武器。岡田とは初対決。
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