【修斗】王者・岡田遼が元DEEP王者・大塚隆史に判定勝利、“外敵”を退け初防衛に成功
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.2 Supported by ONE Championship」
2021年3月20日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第7試合) 修斗世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
〇岡田 遼(パラエストラ千葉/王者)
判定3-0 ※49-46、48-47、50-47
●大塚隆史(T-GRIP TOKYO/同級1位/挑戦者)
※岡田が初防衛に成功
岡田がDEEP二階級制覇王者・大塚を挑戦者に迎え、初防衛に挑む。岡田は昨年5月の世界バンタム級暫定王者決定戦で、倉本一真に2RKO勝ちし、暫定王者に。正規王者の佐藤将光との対戦が期待されたが、ONEに参戦中の佐藤が王座を返上した為、岡田が第11代世界バンタム級王者となった。
対する大塚は2009年に第3代DEEPフェザー級王座を獲得。そして、第2代、第5代同バンタム級王者決定戦に勝利し、2階級制覇。その後、DREAMやRIZINに参戦し、活躍の場を広げた。昨年11月に修斗に電撃参戦すると、環太平洋バンタム級王者の安藤達也を1R TKO勝利。試合後のマイクで世界タイトルマッチを要求し今回修斗2戦目でタイトル挑戦となった。
1R、岡田は右のカーフキック、左インローを序盤から当てていくと、大塚は早くも効いたか、バランスを崩す場面も。岡田の足をキャッチした大塚はテイクダウンを狙うが、逆に岡田が耐えてテイクダウンに成功。ガッチリ抑える岡田は大塚のふくらはぎにヒジを落としていく。
2R、左の三日月蹴り、右のカーフキックと当て、さらには意識が下にいく大塚に岡田の右ストレートが入っていく。大塚も右ストレートを伸ばすが踏み込みがヒットは浅い。
3R、タックルを仕掛ける大塚だが、岡田はテイクダウンを許さない。スタンドの攻防では岡田が右ストレートを当てると、大塚はぐらつき、岡田は追撃するものの3R終了のゴング。
4R開始早々に岡田の偶発性のローブローが大塚に入り試合中断。再開後も岡田がカーフ、大塚のテイクダウンを狙う攻防が続く。5R、巻き返しを狙う大塚は右ストレートを連続で当て岡田を追いこむ。さらに組み付いてテイクダウンした大塚はバックに付くが、これを回避した岡田がテイクダウン狙いで攻めたところで終了のゴング。
判定3-0で勝利した岡田は「大塚選手、俺がこの団体のこの階級の王様だ! 修斗を一番愛している岡田とやって一番盛り上がるのは、修斗を愛していない強いやつなんです。その点で大塚選手は最高のチャレンジャーでした。今日は僕が勝ちましたが、もし彼のホームのDEEPでやったらきっと五分五分です。ただ、修斗でやったら何回やっても絶対に勝ちます。なぜなら、俺の方が修斗を愛しているから!」と修斗愛をアピールした。
▼セミファイナル(第6試合) 61.2kg契約 5分3R
〇平良達郎(THEパラエストラ沖縄/世界フライ級1位、2018年フライ級新人王)
一本 1R1分1秒 ※チョークスリーパー
●前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/世界フライ級5位)
平良は沖縄を活動拠点とし、プロデビュー以来7戦全勝の快進撃を続けており、昨年11月に元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆を破る大物食いをし、その実力が本物であることを証明した。
しかし、今回の相手は世界各国で50戦以上を戦い抜きパンクラス、DEEP両団体のベルトを巻いたベテランの前田。扇久保博正の王座返上により正規王者となった福田龍彌の挑戦権を狙う平良にとって、危険な一戦となった。
1R開始早々に蹴りが交錯。前田の蹴り足をキャッチした平良がテイクダウン。立ち上がった前田に、飛び付くように後ろを取った平良はチョークスリーパー狙い。倒れ込む前田を締め続けた平良が一本勝ち。マイクを握った平良は、福田龍彌が保持する世界王座への挑戦をアピールした。
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