【RIZIN】朝倉海が堀口戦から更に進化、グラップラーの相手に”極める自信あり”=6.13東京ドーム
6月13日(日)東京ドームで開催される『RIZIN.28』で行われる[RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦]に参戦する朝倉海(27=トライフォース赤坂)が26日、公開練習を行った。
海は初代Fighting NEXUSバンタム級王者の渡部修斗(32=ストライプル新百合ヶ丘)と対戦する。
相手の渡部は全日本選抜サンボ選手権優勝、コンバットレスリング世界大会優勝の強豪グラップラー。「マジカルチョーク」といわれるリアネイキッドチョークを得意とし、今月3月のRIZIN名古屋大会ではチョークで一本勝ちしている。
海は公開練習で、昨年9月のRIZINで対戦した、元ライト級キング・オブ・パンクラシスト・昇侍とオープンフィンガーグローブをつけてのスパーリングを披露。昇侍とは、昨年末から週2回くらいのペースで共に練習していると言う。パンチコンビネーションで圧力をかける昇侍に対し、海は伸びやかなステップで素早いパンチを放っていった。
朝倉は現在のコンディションについて「2週間前くらいから減量を始めた。動きもコンディションも良い」と調子の良さをアピールする。
朝倉は渡部について「組みと寝技の選手」と印象を語り、渡部得意のチョークについては「まずそのポジションに入れさせない練習をしてきた。最悪何かしらの展開で、そのポジションになってしまってもディフェンスで逃げるための練習をしてきたので問題ない」とマジカルチョークを恐れることはない。
試合の展開については「打撃の展開になると思うが、寝技になった時に極める練習もしている。寝技の技術で劣っているつもりはない。自分が一本で極める自信もある」と今までRIZINでは見せていないグラウンドフィニッシュの結果も匂わせる。海は16年韓国の『ROAD FC』で1Rチョークで一本勝ちの実績も持つ。
もっとも、勝負の鍵は「得意とする技でどちらが叩けるか」になると言い、パンチが主武器であることに変わりはない。
大晦日の敗戦からは「試合の攻勢や組み立てを変えた。パンチに偏っていたスタイルだったけれど、蹴りも多用したり、組んだり、総合的なスタイルに変わっている」とファイトスタイルが変化した。
また自身のYouTubeでコラボした元K-1王者・魔裟斗からも「トレーニング内容でアドバイスしてもらたり、ロープ(縄跳び)や走り込みも取り入れた」と足腰もさらに強化している。結果「スパーリングでの感覚が良くなっている」と効果も既に出ているようだ。
打・極ともに磨いてきたという海。生粋のグラップラー・渡部に、19年に佐々木憂流迦のアゴを粉砕したようなパンチが炸裂するか。それとも相手のお株を奪う一本で勝ち上がるのか。
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