【柔道】東京五輪カナダ代表を逃した出口クリスタ「スタートラインにも立てなかった。不甲斐ない」
6月8日、柔道世界選手権(ブダペスト)3日目が終了し、女子個人戦57kg級ではジェシカ・クリムカイト(24=カナダ)と玉置桃(26=三井住友海上)が決勝を争い、5分2秒で技ありを取り、クリムカイトが新女王となった。
惜しくも銀メダルに終わった玉置だが準決勝で19年の世界女王・出口クリスタ(25=カナダ=日本生命)と9分を超える激闘、玉置の大外巻き込みでねじ込むと、出口は右肩や右脇腹を畳につきながらもこらえたが、技ありに。(際どい判定からビデオ判定も行われたが覆らず)玉置が勝利した。
▶︎【動画】際どい技判定、この大外巻き込みで技ありに「出口vs玉置 準決勝」
この結果を受けカナダ柔道連盟は8日、東京オリンピックの女子57キロ級代表に優勝したジェシカ・クリムカイトを決定したと公式サイトで発表した。同階級で代表争いをしていた出口とクリムカイト。当初は5月に直接対決で代表を決める予定でクリムカイトに6戦全勝の出口が有利とされていたが、コロナ禍の影響もあり、この世界選手権で上位者が代表に決定すると変更になっていた。
出口はこの結果に自身のTwitterを更新「スタートラインにも立てませんでした。不甲斐ないです。応援して下さった皆様本当に有難う御座いました」とメッセージを送った。
出口は長野県出身。カナダ人の父と日本人の母を持つ。長野県で生まれ育ち、柔道の世界ジュニアでは日本代表になったこともあったが、スランプに陥り、環境を変えようと2年前に父のカナダ国籍を選択しカナダ代表に。東京五輪が有力視されていただけに、残念な結果となった。
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