メイウェザーはポール戦が無くても裕福強調、ライバルの現役パッキャオを揶揄
6月6日(日・現地時間=日本時間7日)米マイアミで、世界的人気のYouTuberローガン・ポール(26=米国)とボクシングエキシビションマッチを行った元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(44=米国)。
判定はなく、勝敗はKO・主審によるレフェリーストップのみだったが、全ラウンドを通し、ほぼメイウェザーのペースで圧倒した試合となった。
そのメイウェザーが、試合後の会見で、かつての同階級のライバル、マニー・パッキャオ(42=フィリピン)を揶揄してみせた。両者は15年に拳を交え、ボクシング史上最大のビッグマッチとして大反響を呼んだ。
メイウェザーは「パッキャオの年齢(42歳)は悲しいが、戦わなければならない。俺は経済的に余裕がある。みんなにこのことを伝えたいんだ」とかつての対戦相手を持ち出し皮肉る。
現在WBAウェルター級休養王者のパッキャオは、8月21日にラスベガスで、WBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(31=米)と統一戦を行う。
メイウェザーは今回のエキシビションマッチでの収入は、約62億円と算出されている。
世間では「老後のお金のために戦った」「借金を返すために必要だった」とも噂されるが、メイウェザーはこれに反論。「多くの人が『フロイドにはこの試合が必要だった』と言うだろうがが、そうではなく俺は裕福なんだ」と語る。
続けて「俺が持っている物件はすべて支払い済みだ。ジェット機も支払い済み、車もすべて支払い済み、10億ドル規模のビルも所有しているし、多くの財産を所有していて、様々なものに着実に投資している。ハイテクの世界にも投資しているし、たくさんの賢い投資をしてきたんだ」と、今さらお金のためだけじゃないと説明する。
2年ぶりにリングインするパッキャオと対照的に、メイウェザーは50戦無敗としたマクレガー戦を最後に、現役の続行は否定し続けている。パッキャオとの再戦を望む声も上がっているが、拒否の姿勢だ。
しかし元ヘビー級世界王者マイク・タイソンは、メイウェザーにパッキャオとの再戦を勧めている。
タイソンはエキシビション後にインスタライブで「フロイドは挑戦し続けるべきだと思う」と語った。さらに「いったい彼は何をしているんだ?クルーザー級、しかも当日はヘビー級に近いような体重の相手と戦うべきではない。自分に近い体重の相手と戦い続けるべきだ。パッキャオと再戦するほうが、より多くの利益も得られる」と、現役時代の階級での試合に戻り、パッキャオと再戦するよう促している。
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