【RIZIN】那須川天心の1vs3マッチ、HIROYAとはメイウェザー戦以上の体重差“最大18kg”「誰がどう見ても危ない」ミスターXにたどり着けるか
6月13日(日)に東京ドームにて開催される『RIZIN.28』で那須川天心(22=TARGET/Cygames)の”1対3マッチ”『那須川天心vs3人スペシャルマッチ』に向け本日11日、那須川が試合前個別インタビューに応じた。
▶︎【写真】HIROYAの右フックがシバターの顎に直撃、シバターがグラついた瞬間
3人の相手は1試合目は大﨑孔稀(21=OISHI GYM/WMC日本スーパーフライ級王者)、2試合目は年末にシバターと対戦した元Krush王者のHIROYA(29=TRY HARD GYM)。
そして3試合目はミスターXとされた。ルールは、蹴りを禁じ足を使わないボクシングに準じたルールだ。ただし、ボクシングで禁止されているバックハンドブローや天心の得意なスーパーマンパンチは有効だ。
契約体重は那須川天心が62.0kgで8オンスグローブで戦い、大﨑も同じ条件。ただしHIROYAは75.0kg、ハンデをかけ10オンスグローブで戦う。
会見では意外と難しい試合と口にした那須川。自身は3分3Rで戦うためペース配分も考慮に入れなければいけないが、挑戦者は3分1Rのみだ。よって最初から最終ラウンドのつもりで全力でくる可能性がある。
「1試合目の選手は体格的には一緒なので、どういう戦い方をするか分からないですが、必死で殴ってくると思うので、僕も体力温存というわけにはいかないので、倒しにいくしかないなと思います。2試合目のHIROYA選手は、階級差もかなりあるので、真っ向勝負をすると分が悪い。しっかり距離をとって、自分のスタイルで戦えればと思います」と語る。
■HIROYAとは18kg差も想定「誰がどう見ても危ない」
HIROYAとの戦いはこれまで戦った最高体重になるだろう。18年大晦日に戦ったメイウェザーは試合当日にリカバリーし、体重差は10kg前後はあったといわれるが、HIROYAの場合、計量時で13kg差、試合当日のリカバリーは5kgまで許されているので18kg差となることもあり得る。
そして3人目のミスターXについては「ここでこの選手がきたか、というのはありましたね。本当に昔から非常にいい選手ですし、何をやってくるか分からないところがあるファイターなので、そこは注意したいなと」と語った。
この対戦が発表された今月1日、那須川は「3人ともKOするつもりで行く」と意気込んでいたが、今回の会見でもそのつもりかと聞かれると
「そのつもりで戦いますけど、本当に分からないですね。どういう状況でどういう試合になるか分からないですし。全員フルでこられると、みんなが思っているよりきつい試合になると思う。今までの中でいちばん難しい試合になるんじゃないかとも考えています」と警戒した。
朝倉未来が今回の個別インタビューで「今回の1vs.3企画は、天心が危ないのでは」と話していたことについては
「危ないですよね。誰がどう見ても危ないですよね。未来さんはちゃんと分かっています」と言い、この企画に賛否があることについても「自分の中ではハードマッチになる。誰も見たことがないから色んなことを言うのであって、ここでしっかりと見せたいなと思います」と語った。
■HIROYA「当たれば倒せる」と自信
なお、HIROYAは今回の個別インタビューで「スピードでは圧倒的に勝てないけど、当たったら、もちろん倒せる自信はあります」と答えている。
那須川は仮にKO負けした場合、そこで試合は終了してしまい、2番目のHIROYAがKO勝ちしてしまうと、3番目のミスターXの登場はなくなる。これについてHIROYAは「ミスターXさんも出ないとなるとかわいそうですけど、僕は僕にできる仕事をやろうと思います」と語っている。果たして那須川は大﨑、そしてHIROYA戦をしのぎ、無事ミスターXにたどり着くことができるか。
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