【RIZIN】クレベル「斎藤さんも間違えちゃいけない」斎藤裕のタイトル獲りに”自信満々”一本勝ち宣言
6月13日(日)東京ドームで開催された『RIZIN.28』のメインイベントで、朝倉未来(28=トライフォース赤坂)を三角絞めで2R一本勝ちしたクレベル・コイケ(31=ボンサイ柔術)。
1Rは朝倉が打撃で優勢、KOも期待された場面もあった。2Rになるとクレベルが引き込み三角絞めで一本勝ちを収めた。
【フォト・連続写真】クレベルの三角絞め!朝倉未来の強打、決定的瞬間=計12枚
2R、クレベルは、引き込んで三角絞めに入る。その際に、朝倉は(クレベルが動ける)スペースの少ないコーナー側のマットにクレベルの身体を落とした。しかしクレベルは少ないスペースでも問題なくフィニッシュしたのだった。「スペースの有る無しよりも、私がいつも言っていたね、彼が(判断を)ちょっとでも間違えると、私は一本勝ち出来ると」とスペースの問題よりも、朝倉があの状況・体勢になってしまったことが決め手だったのだと言う。
朝倉もまた試合後インタビューで、そのシーンを振り返り「コーナーからは(極めに)入らないと思っていたが、油断しましたね」とコメントしていた。
試合直前の記者会見では「彼が前インタビューでサブミッション入ったら絶対タップしないと言ってた。朝倉に一回だけタップのチャンスがある。タップしないと壊れちゃう。彼が心配」と、タップを勧めていたクレベル。しかし試合では、朝倉はタップすることなく、クレベルの三角絞めで失神してしまった。宣言通り、寝技での一回のチャンスを逃さず、極めてみせた。
この試合は事実上の、現フェザー級王者・斎藤裕への挑戦者決定戦となっていたが、クレベルは「斎藤さんも、間違えちゃいけない」と朝倉と同じように一つのミスが命取りだと言う。「斎藤さんは、朝倉さんと3Rやって、テイクダウンを取ることが出来たけど、極められなかった。今日もムサエフの友だちの人(ケラモフ)と戦って、ミスもあったと思う。けれど私は、一回のチャンスだけで絶対一本勝ちまで持ってゆく」と、王座挑戦でも一本勝ちを宣言する。
斎藤は今日の試合で右目の上を負傷したが、クレベルは「あなたは今日ケガしたかもわからないけれど、私は待ってる。あなたが100%の時、試合をお願いします」と淡々とした表情で語った。
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