【ボクシング】ロマチェンコ、中谷戦は「戦略はあった、それがうまく行った」次はロペス戦へ
6月26日(日本時間27日)米ラスベガスにて行われたライト級12回戦で元世界同級3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ/WBC同級1位)がWBO世界同級5位の中谷正義(32=帝拳)に9回1分48秒、TKOで勝利した。
ロマチェンコの動きは絶好調、序盤から足を使い中谷に強打を打たせず、ロマチェンコは多くの左ストレートをヒットさせた。
試合後のコメントでロマチェンコは中谷戦について「戦略はあった。彼は身長が高い、そしてリーチも長い、あらゆる面で彼が優っていた。カウンターアタックを重視する、そういうゲームプランだった」と語る。
ロマチェンコが前戦の昨年10月、テオフィモ・ロペスに肩の不調もあり判定負け、試合後に右肩を手術したがそれから8ヶ月、見事に回復させた。
「今日は万全だった。カウンターパンチをうまく使うことに凄く集中していた。それで試合をコントロールすることができて凄く良かった。戦略がうまく行って、勝利につながったことが嬉しい。戦略通りに戦えたと言うのが非常に良かった。今日の目標は達成した」と満足そうだ。
次戦はロペスへのリベンジ戦を見据える。会場に来ていたロペスの父は再戦を承諾する方向という。それについてロマチェンコは「今後、試合の予定もあるでしょうから、その後でいい。年末でも来年の初めでもいい。私は待っている」とメッセージ。
ロペスは次戦、8月14日(現地時間)フロリダ州マイアミでIBF世界ライト級1位の指名挑戦者ジョージ・カンボソス・ジュニアと対戦するが、ロマチェンコは「次の試合には勝ってほしい」と言いリベンジ達成へ向け強い気持ちを表した。
ロペスと接戦を演じた中谷を大きく差をつけ勝利したロマチェンコ、今回の調子ならロペスにも勝つ可能性が高いだろう。昨年のロペス戦での動きとは全く違った。このパフォーマンスで是非ロペスとの再戦が見たい。果たして実現なるか。
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