【RIZIN】「非常に難しい形になった」梅野vs皇治は再戦考慮=榊原代表総括(6.27大阪大会)
6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪で開催された『Yogibo presents RIZIN.29』。同大会終了後に、RIZIN榊原信行代表が大会を総括した。
榊原代表は「もう少しKOなり一本なりの決着がしっかりつくような試合があるとよかったかなと思いながらも、一試合一試合のそれぞれの選手の中の攻防は、(バンタム級)GPの1回戦を中心に非常に見応えがありました」と大会を振り返る。本大会は全13試合中、TKO/KO3試合、判定8試合、ノーコンテスト1試合、試合中止1試合という結果だった。
今回行われたキックワンナイトトーナメントでは、1回戦で皇治(TEAM ONE)と梅野源治(PHOENIX)が対戦した際、開始序盤で偶発性のバッティングで梅野が続行不能となったためノーコンテストに。決着なしの裁定であったが、協議の結果、試合可能な皇治が決勝に上がり、KOで1回戦を突破した白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と優勝を争うこととなった。決勝では白鳥が皇治からダウンを奪い判定勝利し、優勝を手にしている。
このキックトーナメントについて榊原代表は「非常に難しい形になってしまったのがキックのワンナイトトーナメント。トーナメントならではの難しさが出た形ですが、いずれにしても競技のある部分を超えたところで、白鳥選手以下参加した4名の選手たちのプロフェッショナルイズムというか、プロとして何をなさなくてはいけないのかという思いの中で決勝戦が成立したと思っております」と語る。
そして「いろんな思いがあったと思いますけど、決勝に駒を進めて戦ってくれた白鳥選手、そして皇治選手、梅野選手、髙橋選手、この場を借りてもう一度お礼を言いたいと思います」と参戦選手への感謝を述べ、「決勝には、それぞれ白鳥選手も気持ちを作る部分とか、皇治選手もあったと思いますが、決勝に相応しい攻防が見られたことはよかったかなと思っています」と続けた。
梅野に関しては今後の回復を待ち、RIZINとして戦う機会を、皇治とのリマッチも含めて作れるようにしたいと語った。
また、榊原代表は前回の東京ドーム大会、今回の大阪大会でバンタム級トーナメント1回戦がすべて行われ、勝ち上がりの8選手が出そろったことにより、次戦の組み合わせをどのような形で抽選会にするのか、主催者の方でマッチアップするのかを早急に決めて発表したいとコメント。
合わせて9月大会ではバンタム級トーナメントのリザーブマッチも組みたいとし、1回戦で敗れた8選手の中からもう一度見たいと思う選手をファン投票のような形で選ぶことを構想していると発表した。
<バンタム級トーナメント2回戦出場決定選手>
朝倉海(トライフォース赤坂)
井上直樹(Serra Longo Fight Team)
扇久保博正(パラエストラ松戸)
元谷友貴(フリー)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ)
瀧澤謙太(フリー)
大塚隆史(T-GRIP TOKYO)
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
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