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【RISE】大﨑一貴、石井一成に「勝つのは当たり前。過去3回とは違う結果になる」近距離の攻防で上回る

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2021/07/04(日)UP

大﨑一貴(左)が強烈な左ボディをミットに叩き込んだ(C)RISE

 7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場にて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021』。同大会の「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」の1回戦で石井一成(22=ウォー・ワンチャイプロモーション)と対戦する大﨑一貴(24=OISHI GYM)が公開練習を行った。

 大﨑はムエタイやヒジありルールを中心としてキャリアを積んでいたが、昨年2月RISEに参戦。僅か3戦目で王者・田丸辰に完勝して王座を戴冠した。強烈な蹴り技に加えて、左右のボディフック、右ストレートなどの破壊力が武器だ。

18年12月にKNOCK OUTで3度目の対決を見せた石井と大﨑

 今回対戦する石井は、殺傷能力の高いパンチとスピードを武器とするファイターでIBFムエタイ世界フライ級王座をはじめ多くのタイトルを獲得してきた超強豪。大﨑とは過去に3度対戦しており、今回が4度目の対戦となる。18年のKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメントの決勝では、石井が僅差の判定で勝利し王座を戴冠している。

 公開練習で大﨑は弟・孔稀の持つミットに、力強いワンツーや右ミドル、ヒザ蹴りをテンポよく繰り出して、調子の良さを伺わせた。抽選会では、石井から指名を受けて対戦が決まった形となったが「最初はびっくりしましたけど、勝てると思われているのかなと思った。そこは返り討ちにしてやろうという気持ちです」と闘志を燃やす。

(C)RISE

 過去3回の戦いは全てヒジと首相撲が有効打として認められるムエタイルールでの対戦であった。今回はRISEルールでの対戦となるが、大﨑は自身がRISEの舞台で王座を戴冠したことやルールに慣れていることが勝利への自信につながっていると明かした。

「近くなった距離での攻防は、僕の方が打撃の部分で上回っている。過去3回とは違う結果になるんじゃないかな。距離が近くなった時、組める距離の時に(自分は)空手出身なので僕の方が近い距離だったら強い。RISEルールでは何回も試合をしているので分かっている」と自信満々に語った。

インタビューに応じた大崎一貴(左)と弟の孔稀(C)RISE

 RISE現役王者として、負けられないトーナメントに挑む大﨑。優勝するためには何が必要かと問われると「(参戦選手は)めちゃくちゃ強い8人だと思うので、1試合1試合成長していかないといけない。そのままだと勝ち抜けられない。成長する部分と最後は自分がどれだけ優勝したいのかという気持ちですね」と話した。

 弟の孔稀からは「調子はめちゃくちゃ良いと自信を持って言える。相手が一成選手で前回負けているので、今回はRISEの舞台で現チャンピオンなので、負けられないですね」との期待と激励のコメントもあり、その思いも背負っての出場になる。

 最後に「石井選手と4回目の対戦ですが、勝つのは当たり前で、内容でいい勝ち方をして、準決勝と決勝に弾みをつけて僕が優勝します」と石井撃破とトーナメント制覇を誓った。

☆この大会の対戦カード、チケット、スケジュールはこちら

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