【キック】WBCムエタイ王座争う匡志YAMATO「敬意を持ってどつきまわす」津崎善郎「ガンガン前に出て倒して勝つ」=7.11大和ジム50周年大会
7月11日(日)に愛知・名古屋国際会議場で開催される『大和ジム50周年記念大会〜大和祭り〜』では、WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王座決定戦が行われる。
同級王者はT-98であったが、リリースによると、タイトル獲得時の所属ジムへの契約不履行により係争中で防衛戦が難航。そこで協議の上、王座剥奪、王座決定戦を実施することになったという。
今回の王座決定戦に臨む、同級1位・匡志YAMATO(28=大和ジム/NJKFスーパーウェルター級王者)と同級3位・津崎善郎(36=LAILAPS東京北星ジム)の試合前インタビューが主催者より届いた。
匡志は重いローキックを武器とし、18年5月にNJKFスーパーウェルター級王座を獲得。同年12月のWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級タイトルマッチでは、YETI達朗に1R TKO負けしている。
19年12月には元ルンピニー・ラジャランカーのチューチャイ・ハーデスワークアウトジムを下し、HOOST CUP日本EXミドル級王座を獲得したが、その翌年12月の防衛戦で匡志の体重オーバーにより王座を失ってしまった(試合は匡志の判定勝利)。
今回は念願のWBCムエタイ日本王座に向け「練習だけじゃない、背負うものだったりこの2年間で色々気付けた事がありました。強いですよ!今の僕は絶対ベルト巻きます」と抱負を語る。
どんな試合にしたいか問われると「大和魂を魅せます」と一言。対戦相手の津崎に対しては「人生で言えば津崎選手の方が上ですが、この試合に対する覚悟は僕の方が上です」とし「敬意を持ってどつきまわす覚悟ですので宜しくお願いします」と不敵にコメントした。
また、大和ジムの守永光義会長が今大会で引退することに伴い、会長職を引き継ぐ匡志だが、今後の目標は「ホーストカップのベルトを取り返してWBCのインターナショナルを狙って行きます」と、選手としても更なる高みを目指していくと語った。
対する津崎は現ラジャダムナンスタジアム・ミドル級王者の石毛慎也を師に持つ実力者。REBELSを主戦場とし、19年には「REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦」で準優勝した。
今年5月に出場したINNOVATION大会におけるWBCムエタイランキング査定マッチでは馬木愛里の肩脱臼によりTKO勝利し、WBCムエタイ日本ランク3位につけた。
今回は、本来匡志と王座を争う予定であった吉田英司が脳のダメージによりドクターストップとなり、代打で津崎の出場が決定。津崎は「特に何の根拠もないんですけど回ってきそうな予感はしていました。必ずこのチャンスを物にしたいです」と意気込む。
匡志の印象については「気持ちも強くて1発もテクニックもある。素直に強いなと思います」と強敵と認めるが「ガンガン前に出て倒して勝ちたいです」と自身の勝利をイメージしている。
かつては海上自衛隊に所属し、派遣や訓練で外国へ行く機会も多かったという。その後は“格闘バックパッカー”として世界を放浪しながら現地のジムで練習に励み、大会出場なども経験した津崎は「海自で鍛えた精神と海外で培った経験、現役ラジャ王者の石毛会長に教わっているムエタイを見てください!」とメッセージを送った。
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