2021/07/17（土）UP
（最終更新：2021/07/17 22:55）

ぱんちゃん璃奈が絞り上げたボディで計量パス

　7月18日（日）に東京・後楽園ホールで行われるキックボクシングイベント『KNOCK OUT 2021 vol.3』の第4試合[スーパーファイト　KNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約　3分3R・延長1R]に出場するぱんちゃん璃奈（STRUGGLE）、sasori（テツジム/PRIMA GOLD）が前日計量に臨み、両者ともに48.3kgで契約体重をパスした。

【フォト】ぱんちゃんの今回の計量写真（全８枚）

　ぱんちゃんはデビュー以来、10戦10勝（2KO）と無敗記録を持つ注目ファイター。前戦では再戦のWMC日本王者・MIREYに豪快な1RKO勝利し話題を呼び、試合後は階級上の王者とも戦いたいと話していた。

ラッシュガードに身を包んだsasoriも一発パス

　sasoriはどんな相手にも笑顔で突進しパンチを振るう異彩を放つファイトスタイル。
　昨年はRISE QUEENライトフライ級王者・寺山日葵2度対戦し延長やスプリット判定など激戦を展開。寺山を苦しめたファイトでさらに評価を上げている。

　計量を終えたsasoriは、いつものようにテツジム・ドラゴンの藤田飛竜支部長にひそひそ話し藤田氏が代弁するスタイル。ぱんちゃんと対面した感想を「手ながっ、足ながっ！」と表現した。これを受けたぱんちゃんは「そこが自分の取り柄だと思います」と余裕の受け答え。sasoriの印象を「思ったより小柄」と、本来階級が上のsasori相手に飲まれる様子はない。

　問われた勝ち方のイメージにsasoriが「今のダウン悪魔的だと思わせるような一撃を食らわせて倒したい」と応えると、ぱんちゃんは「私がダウンを取られることはない」と即座に応戦。「巻き込む力が強いと思いますが、巻き込ませないで絶不調の中畑清にさせたい」と、sasoriのお株を奪う勝利宣言を見せた。

この一戦には漫画家・森恒二氏からWINボーナスが提供されると発表された

　前戦5月には右ストレート一撃でのKO勝利を見せたぱんちゃん。「狙っていないパンチがきれいにあたって倒れた。今回もきれいに当てるのを意識します」と、結果としてのKOを目指す。
　それに対しsasoriは「いつも通り地獄の風車戦法でボコボコにします」と迎え撃つ姿勢。
　女子屈指の強打者同士の対決は、一切の予断を許さない緊迫感のある一戦となりそうだ。

＜計量結果＞
▼第4試合　スーパーファイト　KNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約　3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈（STRUGGLE）　→48.3kg
vs
sasori（テツジム/PRIMA GOLD）　→48.3kg

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