【五輪柔道】向翔一郎がビデオ判定の一本負け「運を持ってなかった」メダル獲得ならず=90kg級 3回戦
28日(水)、東京オリンピック男子90kg級では向翔一郎(25=ALSOK)が3回戦で、今年の世界選手権3位のクリスティアン・トート(ハンガリー)に延長戦で一本を奪われ敗退した。
初戦の2回戦では背負い投げで合わせ一本勝ち、好調ぶりを見せていたが残念な結果となった。
向は延長戦で相手の背中の帯をとり、足技をかけに行くが、その攻防の中で、トートが足を伸ばし大内刈り。その瞬間、向は引き込みながら隅返し(巴投げに似た技)のフォームで畳に転がったが相手に技はかからず、トートの大内刈りを認めるかどうかのビデオ判定に。結果、トートの大内刈りが有効となり一本勝ちとなった。
試合後、向は「自分の本能のままに柔道ができたということは凄く楽しかったです。(引き込みに行ったように見えたが)仕方ない。それがあったか、無かったか審判が決めること。自分が無かったと言っても審判があると言ったらあるんですよ。それが試合ですから。こうやってオリンピックを開催していただいてありがたい。(前回の世界柔道ではこの武道館で銀メダルだったが)運もある。今回は(運を)持ってなかった。メダルを見せてあげたかったが仕方がない。圧倒的に勝つつもりで来たが」と悔やんだ。
次は31日の男女混合団体戦にエントリーしている向は「次は団体戦、個人で負けて引きずってチームに迷惑かけられない。日本の為にもしっかり最後までやり切ろうと思います」と語った。
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