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【K-1】石井慧が電撃参戦、対する愛鷹亮「拳がぶっ壊れる勢いでぶん殴っていく」

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2021/08/04(水)UP

K-1へ電撃参戦する石井慧の写真を持つ愛鷹(C)K-1

 9月20日(月・祝)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN よこはまつり』の第二弾カード発表会見が8月4日、都内にて行われた。 

 柔道北京五輪金でHEAT総合ヘビー級王者の石井慧(34=CROCOP TEAM)がK-1に電撃参戦。スーパー・ヘビー級の一戦で、愛鷹亮(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。

 中村拓己プロデューサーによると「石井選手のほうからK-1の試合に興味がある」とコンタクトがあったとのこと。石井から「立ち技オンリーの試合にも挑戦したく、立ち技オンリーならK-1ルールで戦ってみたい」と要望があり、今回の参戦に至った。

 石井は現在海外を中心にMMA戦を行い、直近の7月3日の試合でも1R一本勝ち。日本でも『HEAT』の王者として活躍しているが、中村氏によると「MMAの試合もやりつつ、K-1のリングで立ち技もやりつつ」とMMAとは両立してゆくようだ。
 K-1への継続的な参戦については「今後もK-1の試合をやっていってもらいたい」とK-1側は歓迎とのこと。

14年8月のミルコ・クロコップ戦ではヒジ打ちで額から流血、TKO負けした石井(左)。現在はミルコのもとで練習している

 現在クロアチアのミルコ・クロコップチームで練習している石井は、会見には欠席。今大会に向けてはクロアチアで練習し続け、9月上旬に帰国し調整する。

 石井はビデオメッセージで「はじめてのK-1ルール、K-1の舞台。百聞は一見に如かず。百見は一触に如かず。以前から体験してみたく、次の試合は絶対に勝ちたいと思います。試合までの間一日も無駄にすることなく、毎日死にもの狂いで練習して、絶対に勝ちます」と必勝を期した。

 相手の愛鷹もまた中学・高校時代は柔道を修めている。高校卒業後は警察に就職して機動隊員として活動するも、プロ格闘家になる夢を諦められずに機動隊を除隊。Bigbangではヘビー級王座にも就いている。
 現在K-1ではクルーザー級で活躍し、19年には王者シナ・カリミアンを一撃KOして名を上げたが、現在は3連敗しており後がない。

 愛鷹は会見で「オファーをいただいた時には、少しびっくりした。自分もずっと柔道をやってきて、柔道の世界では雲の上のような存在。そういった方と1対1で戦える、柔道少年だった自分が、金メダリストと試合できるというのは、誇らしい気持ちもある」と、憧れの存在だった石井と対戦出来ることを喜ぶ。

身長2mのカリミアンに右フックで襲いかかる愛鷹(右)、一撃KO勝利した(19年8月)

 しかし「K-1ファイターとしては自分のほうが先輩なので。体重に関しては20kgくらい差はあるけれど、気持ちで圧力にも屈しないでいく」と気圧されるつもりはない。

 石井の打撃レベルについて愛鷹は「試合の映像を見ても、寝技に行くのが多く、あまり打撃が見れてない」としながら「サウスポーで、左のスイングフックを振って、そのままタックルってパターンが多かったので。強いフック系で打ってくるので。細かいパンチが強いっていう印象はない」と、単発の強打のみだとする。

 もっとも石井の師匠は旧K-1でも名を馳せたミルコ・クロコップだ。愛鷹は「彼の打撃を普段から受けていて、打たれ慣れしていると思うと、自分の拳がぶっ壊れるくらいの勢いでぶん殴っていかないと倒せないな。しっかり切り倒していきたい」と石井の打たれ強さを予測、改めて意気込んだ。

<対戦決定カード>
▼スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級
石井慧(34=CROCOP TEAM)
vs
愛鷹亮(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

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