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【ボクシング】カネロは試合を11月に焦点、9月のプラントとの4団体統一戦は決裂

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2021/08/07(土)UP

11月に焦点を絞ったカネロ(C)Getty/eFight

 本日7日(日本時間)、カネロのプロモーターを務めるマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン氏がTwitterを更新。世界スーパーミドル級3団体王者のサウル”カネロ”アルバレス(31=メキシコ)の試合は11月の方向で進んでいることを明かした。
「カネロとカネロチーム(トレーナーのレイノソ氏)と今日話した。カネロは11月にリングへ戻ることに焦点を当てている。詳細は追って伝える」とした。

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 ハーン氏は昨年12月のカラム・スミス戦からカネロのプロモーターを続け、マッチルームボクシングの公式ページには契約ボクサーとしてカネロの名が連なる。マッチルームとは今年に入り2戦の契約だったが、その2戦が終わった現在も関係は続いているようだ。

 アルバレスとレイノソ、そしてハーン氏側も協力し、メキシコ独立記念日(9月16日)の週末、9月18日にラスベガスのMGMグランドでIBF同級王者カレブ・プラント(米)との4団体統一戦は目前だった。カネロ戦はこれまでDAZNでの放送を中心に行ってきたが、この一戦のみプラントが契約するプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(以下PBC)のFOXスポーツのペイパービューイベントになることを条件に交渉を行っていたが、契約が成立する寸前の、補足事項に関する論争で交渉が決裂した。

 その後、カネロ側は1階級上のWBAライトヘビー級王者のドミトリー・ビボル(30=ロシア)と交渉を開始し、9月の開催に向けて最後の努力をしてきたが、ライトヘビー級とスーパーミドル級のキャッチウェイトなど、どの体重で戦うかという問題もあり、9月のイベントには間に合わなかったとされる。

 11月のカネロの試合はビボルか、それともプラントとの4団体統一戦か。はたまた新たな選手が出てくるのか。ハーン氏の続報に期待したい。

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